自由ヶ丘学園では1~2歳向けの「おやこ広場」、3歳の誕生日が来てからの「満三歳保育」のほか、令和6年度より未就園児向け園開放である「かんがるーひろば」を、令和7年度よりおやこ広場と満三歳保育の中間の段階として週1回の「2歳児保育」を始めます。
自由ヶ丘学園の三つの幼稚園で行っていますので、希望の園にお問い合わせください。
大人でも子どもでも、生活が急に変わり、新しい環境になると負担になります。そのため、スムーズに満三歳入園をするためには、おやこ広場や2歳児保育への参加を強くお勧めします。
おやこ広場は季節に合わせて1~3歳が親子で楽しめる活動をしていきます。
幼稚園や保育園に長年勤務をし、自分たちも子育てをしている経験豊かな先生が担当します。
子育てや子どもの病気の話、絵本の話、おやこコンサートなどを、専門の先生をお招きして行っています。
かんがるーひろばは、園の中で特に活動を定めず親子で自由に遊ぶ時間を楽しみます。おやこ広場を担当する先生がサポートに入ります。
2歳児保育は、そのまま引き続き満三歳入園につなげていくことを前提に、満三歳クラスや3歳クラスと一緒に遊びます。
満三歳クラスの担任を主に、おやこ広場を担当している先生が一緒に担当します。
満三歳からは子育て支援ではなく正式な幼稚園入園になりますので、幼稚園入園についてのページをご参照ください。
開催曜日 | 最大人数 | 開催時間 | |
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自由ヶ丘幼稚園 | 火曜日 | 20名 | 10:00〜11:30 |
第二自由ヶ丘幼稚園 | 金曜日 | 20名 | 10:00〜11:30 |
第三自由ヶ丘幼稚園 | 木曜日 | 20名 | 10:00〜11:30 |
年35回を目安に開催します。子育て講座などで曜日が変わることがあります。
入会金(入会時) | 保険料(年額) | 参加費(月額) |
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5,000円 | 1,200円 | 5,000円 |
教材代、おやつ代等を含みます。
出産等やむを得ない事情で3か月以上お休みをされる場合はご相談ください。
4月に体験会を行い、その日より受付を開始します。
また、5月以降、おやこ広場の開催日に随時体験が可能です。入会金を添えてお申し込みください。
週1回コース | 開催時間 | |
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自由ヶ丘幼稚園 |
4月15日 火曜日 4月22日 火曜日 |
10:00~11:30 |
第二自由ヶ丘幼稚園 |
4月18日 金曜日 4月25日 金曜日 |
10:00~11:30 |
第三自由ヶ丘幼稚園 |
4月17日 木曜日 4月24日 木曜日 |
10:00~11:30 |
持ち物:水筒、着替え、手拭きタオル
親子とも、汚れてもよい服装でお越しください。
参加ご希望の方は、各園までお申し込みください。
かんがるーひろばはその都度の申し込みになります。希望の園にお問い合わせください。
保険代として1回200円(おやこ広場入会の方は無料)
開催曜日 | 開催時間 | |
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自由ヶ丘幼稚園 | 木曜日 | 10:00~11:30 |
第二自由ヶ丘幼稚園 | 火曜日 | 10:00~11:30 |
第三自由ヶ丘幼稚園 | 金曜日 | 10:00~11:30 |
期間 令和7年5月~幼稚園入園まで(誕生日後は幼稚園入園と取り扱います)
対象 令和7年4月1日現在2歳のお子さん
開催曜日 | 最大人数 | 開催時間 | |
---|---|---|---|
自由ヶ丘幼稚園 | 金曜日 | 各日2~3名 | 9:00~13:00 |
第二自由ヶ丘幼稚園 | 火曜日 | 各日2~3名 | 9:00~13:00 |
第三自由ヶ丘幼稚園 | 火曜日 | 各日2~3名 | 9:00~13:00 |
入会金(入会時) | 会費(週1回コース月額) |
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10,000円 | 8,000円 |
※ 入会金については、幼稚園入園時に入園料から同額減免します
希望の幼稚園にお問い合わせください。
幼稚園は法律上3歳からと規定されています。それは子どもの発達上、他の子に興味を持ち、集団の中で成長するのが3歳ごろからであることを根拠としております。平成12年からは、3歳になった年度途中から入園をすることができるとして、満三歳入園の制度整備が進められました。一方、並行して2歳児入園の効果も研究され、平成19年に「子どもの発達のために、子ども同士の関わりのために、学校教育として集団活動をするのは2歳では早すぎる」と結論付けられ、現在幼稚園が行う2歳児向けの活動は、子育て支援事業として位置づけられています。
子育て支援とは何でしょうか。親が子育てをするのを支援する「伴走型」の支援でしょうか。親が子育てをしなくてもよいように支援する「外注型」の支援でしょうか。
子どもの性格は千差万別です。その子にあった声かけというのも、子どもによって、その成長の段階によって異なります。そのためさまざまな経験をもとに試行錯誤をしていくのが大事だと考えています。一方、核家族化という言葉が使われ始めてから1世代進み、未就学児がいるうちから共働きをする世帯の割合が2倍以上になり、公園などの地域で自分の子以外の子育てを見る機会が極端に減っています。親の経験する機会が少なく、相談先がないことが増えてきているからこそ、「今までの人が家庭で当たり前にしていたこと」が困難になり、子育てに悩む家庭が増えているものと考えています。そして、自由ヶ丘学園では、そういった親を支援できるようにと、全国に先駆けておやこ広場を行ってきました。
そのような中、国が新たな子育て支援として、「子ども誰でも通園制度」を制度設計しています。親が孤立した子育てをするのを防ぐには、親が子育てをする機会を減らせばいい、また、託児の送り迎えで専門家である保育士と話をできる環境が孤立を防ぐ支援であるという発想から始まっています。
自由ヶ丘学園としては、孤立した子育てで悩む保護者のために支援が必要であるという理念には賛同しています。一方で、誰でも通園制度が、ただ母子分離を推進し、労働力確保をという厚労省の方針が見え隠れする事業になることを強く危惧しています。
自由ヶ丘学園では、1~2歳児をただただ預かればいいということではなく、子どもが安心できる場所で、徐々に興味や活動範囲を広げていくことが大事、そして、保護者と共に成長していくのが大事と考えます。
そのため、1歳~2歳はおやこ広場に定期的に園に通い、親子共に園が安心できる場所であることを理解した上で、3歳にむけて徐々に子どもだけの生活の機会を増やし、3歳になったら幼稚園に入園をするという流れでの、段階的な母子分離が望ましいと考え、おやこ広場や満三歳児クラスを設けてきました。
そして現在は、「3歳の誕生日を迎えたら、誰でも通園制度ではなく、満三歳入園によって対応する」という国の方針も受け、2歳児保育などの機会を増やし、3歳になったらスムースに満三歳入園ができるように受け入れ体制を整えています。
幼稚園は子育て支援について、あくまで「親の子育て」を伴走型で支援をするという立場を大事に、子育ての外注にならないようにすることを重視しています。例えばおむつについては、園に任せれば外してもらえるという考え方ではなく、園と家庭で協力して進めていくという考え方を前提に進めていきます。
子育てには、その段階に応じてさまざまな悩みや不安があります。自由ヶ丘学園はおやこ広場や満三歳に限らず小学校入学まで、園と保護者が協力して、相談して子どもの成長を支えていき、子育てが楽しいものであるよう支援をしていきます。
自由ヶ丘学園では、この「一緒に子どもを育てていく」という考え方に賛同していただける方に、積極的に入園をしていただきたいと考えています。ぜひご希望の園にお問い合わせください。
当園に関するご質問やその他のご相談につきましては、
各園へのお電話、またはメールフォームよりお問い合わせください。