昭和32年創立の自由ヶ丘幼稚園は2017年に60周年を迎えました。創立当初は幼稚園の周辺はほとんど低木が茂る小高い丘で、まさに森の中にある幼稚園でした。60年後の今日、開発が進み、丘は閑静な住宅地へと変化しましたが、それでも、茶屋ヶ坂公園、平和公園など当時の面影を残した豊かな自然が残っています。子どもたちは、散歩に出かけ、四季折々の自然の中に身を置き、季節の変化を五感で感じたり、気づいたりします。
「命が大切だ」といいますが、「命って何?」と聞かれたとき、言葉で答えることは難しいですね。特に幼児に対しては、無理と言ってもいいでしょう。でも、この時期しかできない生命(いのち)の教育があります。
自由ヶ丘幼稚園には、コイ、カメなどの仲間がいます。アサガオやサツマイモの栽培もしています。こうした生き物(「生命」)と時間や空間を共有する中で、生命を感じて欲しいと願っています。
自由ヶ丘幼稚園の時間(とき)はゆったりと刻まれます。あわてない、あせらない、そういう大人(保育者や先生)の心持ちの中で、子どもたちは好きな遊びを存分に楽しみ、そして、多くのことに気づきます。大人に言われて無理矢理やらされるのではなく、「やりたいと思ってやる」という姿勢を幼児期に育てること、「よし、やろう」という心を育てることを大事にしたいと考えています。
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