☂ あめふりもたのしい! ☂
朝から雨が降っていたある日、Aちゃんがテラスから何かを見ています。近づいてみると、雨粒がポツポツと地面に落ちるのを、嬉しそうに眺めていました。そこで教師がたらいを持って来て地面に置くと、ポツン!ポツン!と雨粒がたらいに当たってステキな音がします!すると園長先生がビニールシートを持ってやって来て、雨の中で天幕のように広げて「この中に入ってみて!」と言いました。AちゃんとBくんがドキドキ顔で入ってみると、“ポツン!…ポツン!”二人はびっくり!雨粒がビニールシートに当たる音が聞こえたのです!それを見ていたCちゃんもビニールシートに入って、みんなで雨粒の音を聞いてニコニコ顔です!
今度はDちゃんと教師がくまさんち前の非常階段下の雨が当たらないところに散歩に出てみると、またまたおもしろい音を発見!伏せたたらいに雨粒が当たって“ボツン!!ボツン!!”と太鼓のような音がします!みんなも階段下に出て、水が溜まったたらいの“ピチョン!ピチョン!”の音も発見して楽しんでいると…園庭の真ん中に金ピカのお鍋を頭にかぶったお鍋マンが現れました…!びっくりして固まっている子もいます。Bくんが走って見に行くと、「あっ!えんちょうせんせいだ~!」
子どもたち「ええ~っ?!」と、びっくりしたり、ホッとしたり…。
園長「いい音がするよ~!」そこで園長先生から金ピカのお鍋を借りてかぶってみたり、たらいを傘のようにしてみんなで入ったり、バケツをかぶる子も!みんなで園庭に出て、雨の音を楽しみました!そして次第に雨の中で遊ぶことが楽しくなって、雨にぬれながら歩いて行ったり、「キャ~ッ!」と歓声を上げて走り回ったり。
次に雨が降った日も、元気に園庭や非常階段下に出て行くこあら組の子どもたちです!!