いよいよ『おとまり』が近づいてきました。先日、子どもたちと「どんなお楽しみする?」と話をしていると、「まくらなげ!」、「よるのたんけんにいきたい!」と、気持ちが高まってきています。しかし、「ママとはなれたくない」「ねれるかな?」と、まだまだ不安に思う子どもたちの様子もありました。
「よる、さみしくなるかも…」と、心配そうな顔をしていたAくん。Aくんの言葉を聞いて、「だいじょうぶ!みんないっしょだよ!」「せんせいたちもいるよ!」「でも・・・・・・」「じゃあせんせいをママとおもったらいいんじゃない?」Aくんはその言葉を聞いてだんだん気持ちが前向きになり、「じゃあおとまりいこうかな」。子ども同士の会話や友だちの言葉の力に、驚いた教師でした。
ごはんの話になると、「おすしたべた~い!」、「バーベキューはどう?」と色々な意見が出る中、「ねー。じぶんたちでつくろうよ」と声が上がりました。「じゃあ、かいものにいかなきゃね」「ほうちょうつかったことあるよ!」と、自分たちでご飯を作ることにも積極的な子どもたちでした。
「何が食べたい?」と聞いてみると、カレーライス、おすし、ハヤシライス、シチュー、やきそばと色々な意見が出ました。「この中からどうやって決める?」と聞くと、「たべたいものに てあげてみよう」と答えが返ってきたので、とりあえず自分の食べたいものに手を挙げることになりました。カレーライスとやきそばが人気で、他にも食べたいものがあるためなかなか決まりません。
話し合いをしていく中で、自分の主張を曲げずに伝え続ける子の姿もありましたが、「自分たちで作ることができるもの」「みんなが同じものを食べれること」とメニューを絞って行くと、次第にみんなの気持ちが一つになっていき、『カレーライス』に決まりました。
自分たちで話し合って決まったカレーライスは、当日とてもおいしく感じられると思います。教師も、子どもたちと一緒に作ったり食べたりするカレーライスが、楽しみです♡