5月の終わりの頃。もうすぐ父の日があることを知らせると、「ママのときみたいに、おかおかこうよ」、「だいすきのギューもしたい」、「てがみもあげたいな~」と、次々に子どもたちからお父さんに何かしてあげたいと、アイデアが出てきました。「いいねいいね!」と、プレゼント作りにやる気満々の子どもたちとどんなプレゼントがいいか話し合いをして、仕事で使うものや大切なものを入れてもらおうと、『小物入れ』、そして『似顔絵』をプレゼントすることに決めました!
さっそく、紙粘土と牛乳パックで『小物入れ』作り開始です!まずは、白い紙粘土に絵の具を混ぜ込んで、好きな色に変身させます。子どもたちは、お父さんが好きな色を選んで「きれいになーれ」、「こねこね~」と言葉にしながら粘土をこねることを楽しみました。
今度は、牛乳パックに紙粘土を張り付ける作業です。紙粘土を小さくちぎり、少しずつ牛乳パックに張り付けますが、なかなか難しい・・・。「くっつかないよ~」、「はがれた…!」と、思うように張り付かず戸惑う子もいましたが、試行錯誤しながら何度も貼り付け、ようやく完成!好きな模様をつけて、さらに素敵に仕上げる姿も見られました。
そして後日、お父さんの似顔絵を描きました!「明日はお父さんの顔を描くよ」と前日に伝えていたため、「バレないように、じっとかおをみてきた」、「パパのかみのけ、こんなかんじ」、「メガネかけてるんだ~」と、言葉にしたり見せ合ったりしながら、伸び伸びと絵を描く子どもたち。完成した似顔絵を部屋に飾ると、誰のお父さんかすぐに分かるほど、子どもたちが描いた絵はお父さんにそっくりでした!
いよいよ、父の日が近付いた頃。子どもたちが最初から言っていた『手紙』も用意し、準備はバッチリです。「やっとわたせる~」、「ひみつにしておくの、たいへんだった~」と、これまでお父さんのために準備してきたこと、内緒の作戦をやり通したこと、気持ちを込めてプレゼントを作ったことなどに達成感を感じる姿が見られました。
プレゼントを持って帰った翌週、お父さんの反応を聞いてみると、「たいせつにかざってくれた」、「よろこんでくれた」と、子どもたちも大喜びでした!ぜひ、大切なものを入れたり飾ったりしてくださいね♡