ある日の好きなあそびでの出来事です。
教師とAちゃん、Bくんがカプラを積み上げてタワー作りを楽しんでいました。そこにCくんが加わり、4人でカプラを積み上げていると、「はこのなかのカプラ、ぜーんぶつかってみたいなあ」とCくん。それを聞いたAちゃん、Bくんは、「いいね!」、「どのたかさになるかな~?」と、目標をたて、「がんばるぞ!えい、えい、おー!」と、気合いを入れました!
まずは自分のお腹の高さを目指して積み上げ、達成すると今度は頭、達成すると今度は教師の頭の高さを目指して積み上げる子どもたち。一度達成して終わりではなく、次々に目標をもって友だちと力を合わせる姿がありました。
タワーが高くなってくると、手が届かなくなってきました。子どもたちは背伸びしながら頑張りますが、「とどかない…」。すると、その様子を見ていたDちゃんが「イスにのったら?わたしもいれて!」、「ぼくもやりたい!」とEくん。仲間が増え、アドバイスももらいながら、慎重にカプラを積み上げました。
そして、カプラの箱がもう少しで空になりそうになると、「あとすこし、あとすこし」、「がんばれ、がんばれ」と、自分たちで自分たちを応援します。箱が空っぽになり、最後の1個を積み上げると、「できた~!」、「やったーーー!!」と、高く積み上がったタワーを見上げて喜んだり、一緒に積み上げた達成感を共有したりすることができました。
せっかく積み上げたカプラをもう少し残しておきたくて、クラスの友だちに「のこしていいですか」と聞いたり、周りの友だちもタワーの近くはそーっと歩いたりと、みんなで大事にしたタワー。翌日、新たに仲間を増やし、イスでも足りなくなり机の上に立って積み上げ、更にタワーは高くなりました。
まだまだ残しておきたかったですが、みんなでお片付け競争です!惜しまれながらも、友だちと作り上げた達成感からか、いつもより張り切って片付ける子どもたちでした。
年中組になり、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わってきた子どもたちですが、初めて“友だちと力を合わせる楽しさ”を知ることができた出来事となったと思います。