先日、たんぽぽ組で育てているキュウリとナスを食べました!
毎朝登園すると、部屋の前で育てているキュウリやナスの生長をチェックしている子や戸外あそびの時に水やりをする子、「おいしくなあれ」の応援を送っている子などの姿が見られ、みんなの思いが届いたのか、野菜はすくすく大きくなりました。
ある日「みて!あかちゃんができてる」という声を聞き、「ほんとだ~」、「キュウリのあかちゃん!」、「ナスのあかちゃんもいるよー」と集まる子どもたち。発見したその日から、それまでなかなか関心がなかった子も「おおきくなったかな?」と気にする子も増えてきました。野菜が大きくなっていくと、「もうすぐたべられる?」と聞きに来る子や「じつはね、やさいきらいなの」と教師にこそっと相談に来る子など、嬉しい気持ちと不安な気持ちを感じている姿がありました。
キュウリが食べ頃になり収穫することに!初めて自分たちで育てたキュウリを手に持ち「おっきいね~」、「ちくちくしてる~」と嬉しそうな子どもたち。収穫したキュウリを園長先生に「おいしくしてください」とお願いをしに行きました。
おいしそうにカットされたキュウリがたんぽぽ組に到着すると、目をきらきらさせ「はやくたべたい」という子と「いらない」と言う子。キュウリを配ると、嬉しそうに食べ始める子、好きではなくて小さく切って食べようとする子、苦手で食べようとしない子など子どもたちの様子は様々でした。キュウリが好きな子たちが「おいしい!」、「もっとたべたい」、「おかわりください!」と言っている様子を見て、食べなかった子たちも「すこしだけたべてみる」と挑戦する子が!食べてみると「たべれた!」、「ようちえんのキュウリはたべれる」と食べれたことがとても嬉しかったようで「もっとたべる!」とおかわりをする子もいました。みんなでおいしく食べて、あっという間にキュウリは売り切れになりました。また別の日にナスもおいしく食べました。
子どもたちの中には、野菜が苦手な子いますが〝自分たちで育てた”、〝幼稚園でみんなと一緒に食べるから″という魔法のおかげで、特別な野菜に変身しておいしく食べることができました。これからも野菜の生長を楽しみながら、収穫した野菜をまだまだおいしく味わっていきたいと思います。