グループで夏野菜を育てることになりました!
グループごとに分かれて、話し合いをして、自分たちのグループで育てる野菜を決めます。
グループ名を決めた時の様に話し合いを始めます。まずはどんな夏野菜があるのか考えるところからです。
「せんせい!いちごはなつやさい?」「ちがうよ~いちごはふるーつだよ~」「ねーね、にんじんはどうかな?」「にんじんはふゆやさい!」など。すると「せんせい!なつやさいどんなのがあるかわからないから、ずかんでしらべてもいい?」という子がいました。
「いいね~」「わたしたちのグループもしらべてみたい!」みんなで図鑑を開いて夏野菜を調べて、グループごとに何を育てるか決めました。
決まったグループから教師に報告しに来ます。「せんせい!おくらにする!」
「それは、グループみんなが良いよ!ってなった?」と尋ねると一人の子が首をかしげていました。
「まだ決められない友だちもいるみたいだから、もう一回話し合いしておいで」と伝えました。そこでもう一度話し合い。
「わたしおくらにがてなの。だからおくらたべれないから、、、、、、。」「そうだったんだ!それはだめだ!みんながたべれるものにしよ!」「ぼくもたべれないやさいだったら、いっしょうけんめいみずやりできないとおもうもん!」「ちがうやさいさがしてみよ~!」などと心温まる言葉が聞こえてきました。
自分だけ食べれないから反対するのはやめとこうという気持ちだったけど、勇気を振り絞って話をした子。その気持ちを受け入れ、優しく声を掛けたグループの仲間。子どもたちの話し合いを聞いて、とても感動しました。
全グループ野菜を決めることができ、苗を植える日。グループの友だちで協力して苗を植えます。重たい土を運んだり、プランターの中に土を入れたりと、やることはたくさん!しかし、「がんばるぞー!」と気合いを入れ、励まし合いながら植えました。
朝、登園して所持品始末が終わると、「みずやりいってきます!」と、毎日欠かさずに水やりをしています。