ある日、遊戯室にあるものが登場したので、ゆり組のみんなと一緒に見に行くことにしました。教師が、「これなーんだ!」と聞いてみると「ぼくしってるよ!」、「かぶと!」と元気に答える姿が。また、かぶとを見て、「かっこいいね」という声もありました。
そこで、みんなで自分だけのかぶとを作ることに!子ども達は「やったー!」、「はやくつくりたい!」と楽しみにしている様子でした。



かぶとに使う包装紙は、いつも子どもたちが使う折り紙よりも何倍も大きく、机の上で折ることはできません。教師が「どこで折る?」と聞いてみると「ゆかでおったらいいんじゃない?」という声が。そこで、床で折ってみることにしました。教師が名前を呼び、一人ひとりに包装紙を渡していくと「でか!」、「おれるかな?」とその大きさにびっくりしている姿が。
包装紙を一人ひとり受け取り、早速、かぶと作りに挑戦!「できない!」、「どうやってやるの?」と初めてのかぶと作りに苦戦している子や「みてみて!」、「せんせい、できた!」と自分でできたことが嬉しくて教師に伝える子がいました。中には、「こう?」と友だち同士で確認しながら折っている子もいたりと、いろいろな子どもたちの姿が見られました。無事、かぶとが完成すると、次は飾り付けです。ハートや星、丸の形から好きな物を一つ選び、のりを使ってかぶとに貼り付けました。「わたしぴんくにする!」、「ほしがいい!」と自分の好きな形を選ぶことを楽しんだり、中にははさみを使い、小さなハートをたくさん作ってオリジナルの飾りをつける子もいました。自分だけのかぶとができあがると、「いつもってかえるの?」、「はやくもってかえりたい」と、世界に一つの自分だけのかぶとを、早くお父さんやお母さんに見せたい様子でした。

後日、部屋で好きなあそびを楽しんでいると、自分だけのかぶとが気になるようで、被ってみたり手に取って眺めてみたりする姿が。そこで、教師が、「かぶとを被って遊んでいいよ」と伝えると「やったー!かぶりたい!」、「わたしも!」と嬉しそうに被り、それぞれのあそびを楽しんでいました。
かぶとの折り方は同じでも、かぶとの角が大きかったり小さかったり、また、飾り付けの位置が上の方だったり下の方だったり…、全く同じものは一つとしてない、自分だけのかぶとができあがりました。年少組の時は大きい組さんが作ってくれましたが、年中組になり自分で作ったかぶとは子どもたちにとって、とても大切なものになっているのだと、かぶとを被って遊んでいる姿を見て思いました。これからも、子どもたちと一緒に様々な物を作ったり、遊んだりすることを楽しんでいきながら、頑張った気持ちや嬉しい気持ちなど、いろいろな気持ちを共有して過ごしていきたいと思います。
包装紙を持ってきてくださり、ありがとうございました。