ある天気の良い日。優雅にこいのぼりが空を泳いでいました。すると「おおきなこいのぼりがおよいでるよ~」気付いたAちゃん。それに続くBちゃんは、♪「やねよーりたーかい こいのーぼり」と歌い始めました。みんなでこいのぼりを見ていると、いいことを思いついたBちゃん!「みんなでおおきなこいのぼりつくるのはどうかな?」、「いいねー!」、「ももぐみさんだけのこいのぼりか、さいこう!」とどんどん気分が乗っていくもも組さん。そこでもも組さんだけのこいのぼりを作ることにしました。早速子どもたちと話し合いを始めました。「どんなこいのぼりを作りたい?」と問いかけると、次々に意見が出てきました。「いろいろないろで、ぬるのはどう?」、「こいのぼりのしっぽはぼくが、、、」、「どんないろにするかきめよ!」など様々。話し合いの末、大きな長~い紙を5色で塗り分け、カラフルなこいのぼりにすることにしました。
久しぶりにおひさまセットに着替えて準備万端!ピンク、黄色、水色、オレンジ、青の5チームに分かれて真っ白なこいのぼりに色を付けていきました。だんだんと色付けされていくこいのぼりに大興奮!職人のように色付けをしていくと、あっという間に白い体が虹色に。出来上がったこいのぼりを見ていると何かが足りないことに気付いたもも組さん。「あ~たいへん!めがないよ!」、「うろこのもようもないよ、、、」そこで鱗と目も作ることにしました。
鱗は自分で型を取り、切り取ります。切り取った鱗を見ると、真っ白。「なんかこのままだとさびしいね~」ということで、自分の好きな色の色紙をちぎって貼ることにしました。ちぎって貼って、ちぎって貼ってを繰り返すと素敵な模様が浮かび上がってきました。同じ色を揃えて貼っていく子、バラバラに無造作に貼っていく子、色を交互にしていく子など様々。個性豊かな鱗が出来上がりました。最後にできた鱗をこいのぼりに貼り付けて、もも組さんの個性が詰まったオリジナルこいのぼりが完成しました。
こいのぼり製作を通して、色々なことを学んだもも組さん。話し合いの中で、自分の思い描いたイメージを言葉で表現することの難しさ、自分の言葉だけでは思うように伝わらないもどかしさを感じる姿がありました。自分の伝えたいことがあっても思うように言葉にならないことも、、、。そんな時は、教師が補足をしてお助けマンをしたり、イラストにして友だちに伝わるようにしたりと、今はまだ話し合いの前段階。しかし年長組は始まったばかり、これから色々な活動でたくさん話し合いをして気持ちを伝えたり、相手の話を聞いたりして経験を積んでいくことで、言葉にして伝える楽しさや友だちのことも認めていく大切さを感じて、子どもたちが“はなしあいしてよかった!”と思えるような経験を積むことが出来るように成長していってほしいと願っています。