第三自由ヶ丘幼稚園
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年長組

【ぼく、わたしだけのオリジナル財布】 2025.11.28 NEW

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ある日幼稚園に、何やら“かめのマーク”の“あのおみせ”がオープンしていました。そうです!かめやん銀行です。子どもたちは登園してくると、「おはよう!」の挨拶よりも「かめやんぎんこうがオープンしてた」と、大興奮!「わたしのおかねあるかな?」、「はやくぎんこういっておかねもらいにいこ!」と楽しそうに話していましたが、「あっ!おさいふがない!」と、気付きました。そこで、子どもたちにどんな財布を作りたいかを尋ねてみると、「かわいいさいふ!」、「かっこいいさいふ」などなど、思い思いの財布のイメージがありました。せっかくなら、自分なりにイメージした財布を形にして、自分のオリジナル財布を作ることにしました。

 早速財布作りスタート!まずは肩から掛ける紐を作ります。紐はみんなスズランテープで三つ編みをして作ることにしました。自分の好きな色を3本選び、「きいろ、ぴんく、みずいろ、きいろ、ぴんく、みずいろ、、、、、」と、呪文のように唱えながら三つ編みをします。ですが途中で順番が分からくなってしまいました。すると、三つ編みが得意な子が困っている友だちの姿に気付き、「つぎはきいろだよ」や「こうするとやりやすいよ」などと教える優しい姿が見られました。

みんなの三つ編みが完成したところで、財布の本体作りです。空き箱、画用紙、カード紙、毛糸、ボタン、布の切れ端・・・など様々な材料がたくさん。「どんなさいふにしようかな?」と、財布に必要な材料を探して作り始めます。カード紙に穴あけパンチで何箇所も穴を開けて毛糸を通す子、お金が落ちないようにベルトをつけ、本体に差し込むことができるようにする子、空き箱に布の切れ端やビニールテープをつける子など様々。今までの製作での経験を活かしながら、自分だけの財布作りを楽しむ姿がありました。

そして次の日、自分の財布を持って“かめやん銀行”へ。自分たちが作ったお金が銀行から引き出されると、「おお~!」、「でてきた…!」と、嬉しそうな子どもたち。「おかねもちになった!」と、少し誇らしげな顔をしていました。また部屋に戻ってからおろしたお金をじっくり見てみると、自分のデザインしたお金が入っていることに気付き、またニヤニヤと笑みを浮かべる子どもたちでした!

 



財布1

財布2

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