ある日「せんせーい!なんかむこうにあったよ!」と教えてくれた子が。クラスのみんなで見に行くと…幼稚園の中に見たこともないものが。看板を読んでみると“かめやんぎんこう”と書かれていました。子どもたちは「ぎんこう?」、「おかねだすところだ!」、「ぼくもおかね、もらえるかな?」と銀行やATMに興味津々の子どもたち。
教師が「お金もらおうかなー」とサイフを出すと、「え!?せんせいサイフもってるの?」、「もってないよー、せんせいだけずるい!」、「サイフつくりたいよー」と言う声が。そこで、部屋に戻ってサイフ作りをすることに!
サイフは大きな画用紙を折って作ります。子どもたちは画用紙を折るのは初めて!「うーん、おおきいな」と言っている子や「ちょっと、かたいね」と折り紙とは違う紙の厚さに苦戦している子など色々な姿が見られました。折り終わった後に、クレヨンで自分だけの素敵なサイフに変身させました。完成すると「できたー!」と嬉しそうにサイフを肩から下げて、他クラスや教師に見せにいく姿がありました。
子どもたちは「いつ、ぎんこういくの?」とソワソワ。しかし…銀行のオープンは次の日から!…子どもたちは「あした、ようちえんきたら、すぐいこうね!」と教師と約束をして降園しました。
次の日、登園すると「せんせい、おはよう!ぎんこう!」の子どもたちの第一声に早速、みんなで銀行に行くことに!銀行のATMでは、名前や年齢を聞かれたり、暗証番号を押したり、子どもたちのドキドキしながらも嬉しそうな表情が見られました。お金を受け取ると「うわー!みてみて」と大切そうに、作ったサイフに大切にしまっていました。
お金をもらったその日から、部屋でのお店ごっこ、おやつの日のおやつをもらうのも、「〇〇ください」、「100えんでーす!」の楽しそうなやりとりがあちこちで見られるようになりました。子どもたちの店員さんとお客さんになりきる姿を見て、最近はお金に触れることが減っていたり、お店屋さんとの注文などのやりとりも減っていたりしていますが、子どもたちは日々の生活の中で様々なことをよく見て学んでいるのだなと感じることができました。