第三自由ヶ丘幼稚園
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年少組

ふしぎ!ふしぎ! 2025.09.30

お花紙

5月に子どもたちと一緒に作ったこいのぼりを覚えていますか?ビニール袋にちぎったり、くしゃくしゃにしたりしたお花紙を入れて素敵なこいのぼりを作りました。今度はお花紙を使ってまた違う製作を楽しむことができました!

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ある日、部屋の中にお花紙と霧吹きを発見した子どもたち。「これ、なあに?」とすぐに教師に聞きに来ました。教師が「霧吹きっていって、水をシュッシュってするんだよ」と言うと「へー!でも、はいってる“みず”なんかへんだよ」と言う子が。「実は先生ね、不思議な水を持ってきたんだ~♪」という言葉を聞いて「なになに!?はやくおしえて!」と興味津々の子どもたち。

早速、不思議な水で遊んでみることに。まずは好きな色のお花紙を選んでちぎります。しかしここで事件発生。なんとお花紙をちぎることに苦戦する子たちが続出!大人にはなんてことのない“ちぎる”という動作も子どもたちにとっては、紙の繊維のたて目、よこ目がわからず自分が思ったようにちぎることが難しかったり、力の入れ方や手首をひねる動かし方が難しかったり、なかなか思ったようにちぎれずに苦戦していました。教師に「たすけてー」と助けを求める子や友だちがやっているのをよく見て真似してみる子、自分でどんどんちぎれる子など色々な子どもたちの姿が見られました。教師が一緒にちぎったり、ちぎり方を伝えたりしていくと、だんだん自分でちぎる向き、力の入れ方がわかるようになり、コツを掴んでいました。



IMG_5422

そのあとは子どもたちが気になっていた“不思議な水”の登場です!霧吹きで画用紙を十分に濡らした後に上からお花紙をパラパラと散らすと、なんとお花紙と画用紙がくっつき子どもたちは「すごーい!」、「マジックみたい!」と大盛り上がり。「はやくかわかないかな~」と嬉しそうに作った作品を見ていました。


お花紙2

出来上がった作品を見て、選んだ色、ちぎり方、貼り付け方でこんなにも色々な形になるんだなと感じました。また“不思議”や“魔法”という言葉に目をキラキラさせ“知りたい!やりたい!なんで!?のやる気スイッチ”が入った子どもたちのあの顔は忘れられません。これからも子どもたちのやる気スイッチのサインを見逃さないようにしていきたいと思います。そしてこの製作でお花紙をちぎる子どもたちを見て、一回経験していればできるわけではなく、何度も何度も繰り返していくことで子どもたちは自分の力にしていくんだなと改めて感じました。これからもたんぽぽ組の子どもたちと色々なことを経験していき、自信や力に繋げていきたいと思います。


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