第三自由ヶ丘幼稚園
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年長組

【ももぐみおとまりチャレンジたんけんたい!】 2025.07.31

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7月に入り、“お泊まり会”がだんだんと近づき、話し合いにも熱が入るようになったある日。お泊まりをすることを「たんけんたいみたいだね!」「いろいろなことにチャレンジするしね!」と自分たちが“ちょっとかっこいい”存在であることに気が付いた子どもたち。幼稚園に”お泊まり”する勇気ある自分たちのことを『ももぐみおとまりチャレンジたんけんたい!』と命名しました。

「どんなおたのしみするのかな?」「どんなパジャマきようかな?」と期待を膨らませつつ、一方で、「せんせい!ようちえんにおふろはあるの?」「ごはんじょうずにつくれるかな?」「よるトイレにいきたくなったらどうしよう?」と直前まで次々と出てくる疑問や不安を友だちや教師と解決し、乗り越えながら過ごしてきた1か月あまり。いよいよ当日、と始まるその前に先月お伝えした内容の続きから。


 夜ごはんのメニューは、長い話し合いの末、〈カレーライス・みかんゼリー〉と決まり、一安心している子どもたちでしたが、「あさごはんもきめなくちゃ!」と気付きました。「サンドイッチはどうかな?」「おにぎりは?」「おみそしるのみたいな~」などまたまたたくさんのメニューが出てきました。ここから再びみんなでの話し合いが始まります。今回は、「どれならみんなでたべれるかなぁ?」と、アレルギー等の理由で食べられないものがある友だちのことを1番に考え始め、みんなが食べられる〈おにぎりとみそ汁〉に決まりました。夜ごはん決めの時は自分の主張を曲げなかった子も“みんなが一緒のものを楽しく食べれるもの”という気持ちを持つことができるようになり、子どもたちの気持ちの変化にクラスが一つになり始めたと感じ嬉しく思った教師です。


ごはんの話し合いの途中、突然、「おとまりのときのおとうばんはどのグループがするの?」と声が上がりました。「みかんジュースグループなの?」「一つのグループだけってずるい!」「わたしもおとばんしたい!」といつの間にかメニューの話からお当番の話へ…。そこで教師が、「”お泊まり”している間、自分たちで楽しく過ごしていくには探検隊にはどんな役割があるかな?」と少し難しい質問をしてみました。するといつものお当番活動を思い浮かべながら、話を進め、『ご飯を炊く係(飯盒係)』『夜ごはん係』『朝のお楽しみ係』『朝ごはん係』の4つの係がいることが分かり、みんなで4つのグループに分かれて活動することにしました。早速、各係に分かれて自分たちの役割を確認したり、何を準備したらいかなどの話し合いが始まり、数日に渡って準備を進めていきました。


 そして迎えた当日。いつも持っている黄色いカバンとは違う大きなカバンをもって登園してくる子どもたち。重たい荷物を持ちお母さんに「ばいば~い!」「いってきま~す!」と部屋へ向かいました。いざ部屋に入り、荷物を始末し始めると、ちょっぴり不安そうな顔の子も…。しかし、『始まりの会』が始まると、みんな笑顔で「エイエイオ~!」とやる気満々の姿を見せてくれました。



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『始まりの会』が終わると早速、飯盒でご飯を炊きます。飯盒係が重たいブロックを運んでかまどを作ってくれました。「おもたかった~」「れんしゅうしてたからじょうずにかもどつくれた~」と嬉しそうな飯盒係さん。実は事前の話し合いで何が必要か考えたときに「木の枝が必要!」と気づき、暑い中みんなで幼稚園の隣の山に木の枝も拾いに行きました。

 かまどに火が入ると子どもたちから「♪もーえろよ もえろーよ」のうたが聴こえてきました。だんだんと火が大きくなると、なんだか飯盒の蓋がぷくぷくと浮き上がってきました。その様子を見て「なんかごはんがいきてるみたいだね」と子どもたち。1つ飯盒がぷくぷくするとまた次の飯盒と次々に飯盒が踊りだすのを見て「つぎはどのこがぷくぷくするかな~」と楽しみにする姿が見られました。しばらくすると、全部のはんごうがぷくぷくと踊り、そして静かになりました。ご飯の炊きあがりです。「う~ん!ごはんのにおいがする!」「おなかすいた!」と声が上がりました。


待ちに待ったご飯の時間!夜ごはん係さんの出番です。張り切って準備を進めます。「カレーください!」という声とカレーの良い匂いが部屋中に広がりました。そしてみんなで「いっただっきま~す!」

「おいし~」「せかいいちおいしいカレーだよ!」と自分たちで作ったカレーを大絶賛!ほとんどの子がおかわりもしてみんなでおいしいカレーを食べることが出来ました!(カレーは午前中にみんなで野菜を切り準備をしました!)


 お腹いっぱいになり、園庭を見ると外は日が傾き、暗くなり初めていました。

いよいよキャンプファイヤーです!いつもは家にいる時間に幼稚園にいるってことがなんだか不思議。「くらくなってきた!」「よるのせかいだ!」「よるのたんけんいけるかな?」と興奮気味の子どもたち。

 この日は晴天で空には大きなお月様が輝いていて意外と明るい!と感じましたがお月様の光だけでは、なんだかお友だちや先生たちの顔がよく見えません。園庭の真ん中に丸太が組んであるのを見て「あそこにひをつければあかるくなるよ!」「ひのかみさまの、ひのようせいさんからひをもらうのはどうかな?」と次々とみんなの話がつながっていきます。そこでみんなで火の妖精さんを呼ぶことにしました!「ひのようせいさ~ん!」「でできて~」「ひをくださ~い!」と一生懸命呼んでいるとなんと、屋上に何やら白い影が!なんと、幼稚園に火の妖精さんが来てくれました!みんなで「ひをくださ~い」とお願いしてもなかなか反応がなくて困っていると、ある教師が「火の妖精さんは日本語がわからないよ!フランス語ならわかるんじゃない?」と火をもらうためのフランス語の魔法の言葉を教えてもらい、みんなでおまじないを唱えてみることにしました。「du feu!(デュフー)」最初は初めての言葉で自信がなく、小さな声では火の妖精さんには届きませんでした。もう一度、今度はもっと大きな声で言ってみることに。「du feu!(デュフー)」

すると火の妖精さんにみんなの声が届き、火をもらうことが出来ました!

 「♪もーえろよ、もえろーよ」と子どもたちの歌声が響き渡り、炎がどんどん大きなってみんなの顔がよく見えるようになりました。『じゃんけん列車』『猛獣狩り』を楽しみ、特別の夜になりました!

お楽しみが終わるころ、キャンプファイヤーの火がだんだんと小さくなり、再び夜の世界へ。そこで教師たちから子どもたちへのプレゼントが。火の踊りです。暗闇に火の輪が現れると、子どもたちからは自然と拍手が沸き起こりました。目を輝かせて、感動する姿も。子どもたちの反応が教師にとってはエネルギーとなり、とても嬉しい瞬間でした。


 長かった一日が終わりシャワー、歯磨き、次の日の準備、、、、、、まだまだ自分でやることがありますが、疲れた様子も見せず、最後まで頑張りました!そしてみんなで布団に入り「おやすみなさい!」と眠りにつきました。中にはお母さんに会いたくて寂しくなっていた子や、興奮で寝れない子などもいましたが気が付くとみんな寝息を立ててぐっすり…。1人1枚のはずの布団が、気が付くとみんなあちこちに引っ越しをし、誰もいない布団が何枚も…。

お泊まりに向けて思いを伝え合い、解決しようとしたり挑戦したりと、年長組としての自覚をもって取り組む子どもたちですが、ぐっすり眠る寝顔は、まだまだ年少組と変わらないかわいらしさがあり、ほっこりとした気持ちになりました♡



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2日目。朝起きると「ママいなくてもねれた~」と嬉しそうな表情で目覚めました。友だちの寝癖を見て笑ったり、最初に寝てたところとは違うところで寝ていたのに気付き自分の布団を探したりと、みんなでクスっと笑いながら2日目の準備を始めます。顔を洗って、歯磨きをして、着替えて、布団を片付けて、、、朝から大忙し!そして、朝のお楽しみ係さんの出番。朝起きて何をしたら楽しいかな、目が覚めるかな?と考えて決めたのが、懐かしい「南の島ってあっち・そっち・こっち・どっち?」を踊ること。ところどころ忘れてしまっているところがあったので係のみんなで猛特訓してきました。みんなの前で踊る係のメンバーのキレッキレの動き!それを見ながら、みんなも「ハメハメハ―!」と元気いっぱい身体を動かしました!


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身体をいっぱい動かし、お腹がすいていきた子どもたち!朝ごはん係さんがテキパキと準備してくれました。おにぎり、みそ汁、そしてデザートにみんなで採った梅で作った梅ジャムを食べました。


 朝ごはんを食べ終え部屋に戻ると何やら怪しい巻物が、、、。中には“ももぐみたんけんたい”宛に「3つのミッションをクリアしてくるがよい!」とメッセージが書いてありました。「ももぐみおとまりチャレンジたんけんたい!」最後のお楽しみです。グループで協力してクリアしたり、1人で頑張ってクリアしたりと見事3つのミッションを全員がクリアして無事に戻ってくることが出来ました。


 楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰る時間がやってきました。1か月前は、あんなに不安だらけだったことが、みんなで何度も話し合いを重ねたことで不安が少しずつ消え、楽しみが増えて当日を迎えました。

 「自分でできることは自分でやる」「困った時には友だちや先生に聞いてみる」「友だちと力を合わせる」など、年長組だからこそできること、考えられること、挑戦できることを、たくさん経験しました。また、困っている友だちを気にかけたり、背中を押してあげようとしたりするなど、もも組さんの優しさにもたくさん触れる時間となりました。“お泊まり”という経験を通して、一人ではできないことが友だちと一緒ならできる!と自信をもった子どもたちの姿に、大きな成長を感じました。

これから始まる2学期の生活やたくさんの行事も、もも組みんなで力を合わせ、一緒に色々なことを楽しみ、問題も乗り越えていくことができると、楽しみにしています。



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〈『夜ごはん係』と『朝ごはん係』の話し合いも少しだけ、、、〉

『夜ごはん係』と『朝ごはん係』はいつものお当番の様に前に出て「いただきます」

「ごちそうさま」をするだけではありません!みんなでおいしく、楽しく食べるためにはどうしたらよいか考えました。「くじですわるところきめたらたのしいかな?」「いいね~」と別々に話し合いを進めていたにもかかわらず、どちらの係もくじで席を決めることにしました。

『夜ごはん係』はおせんべい、グミ、チョコレートの3種類のくじを机に置き、引いたお菓子の中でも好きな席が選べるようにしました。みんなが大好きな“おかし”をテーマにすることを最初に決め、おせんべい、グミ、チョコレート、クッキーなどといろいろなお菓子を絵で描いてみました。するとおせんべいとビスケット(どちらも丸い)の見分けがつきません…。そこでビスケットはなし!みんなの絵を並べて選んだのが、おせんべい・グミ・チョコレートの3種類。

 『朝ごはん係』は自分の席がすぐに分かるように1つの机に1つのマークにしました。そのマークも自分たちで描けるマーク○□△♡☆にしたり、難しいものは分担したりと考えながら作りました。

どの係もみんなでどうしたら楽しめるのかなどを一生懸命に考えていました。時には意見がぶつかり合うこともありましたが、みんなで楽しい時間を過ごすことが出来、係での話し合いはとてもいい経験になりました!そしてどの係も自分たちで話し合って決めたこと。自信をもって進めている姿が印象的でした!



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