6月の終わり頃。もうすぐやってくる夏休みに期待が膨らみ、どこに遊びに行くの?何味のかき氷が好き?と話していると、「もうすぐ7と7のひだ!」と気付いた子がいました。7と7のひ・・・?となる子もいましたが、七夕の絵本を読み、どんな日かを知らせると、「あまのがわ、みたいな~」、「おほしさまみえるかな」と、七夕に興味をもつ子どもたち。お星さまや織姫様、彦星様にみんなの願いが届くようにと、幼稚園でも笹飾りを作ることにしました!
まず初めに、『くす玉』作りです。6枚の折り紙を“じゃばら折り”にし、扇状につなぎ合わせて作りました。「おる、ひっくりかえす、おる、ひっくりかえす…」と、呪文のように作り方を口にしながら根気よくじゃばら折りをして、丁寧に作る姿がありました。
2つ目は、『五色紙』です。赤、青、白、黄色、紫の5色で飾りを作るのですが、各色がもつ色の意味をクイズにすると、「あかは、たいようだ!」、「きいろは、とうもろこし…?」、「しろは…」と、それぞれの色の意味を子どもたちなりに考える姿がありました。(いろいろな説がありますが…正解は、赤=火、青=水、白=お米、黄色=お金、紫=土)
五色紙では、切り紙に挑戦です。正方形だった折り紙が、様々な形に変身する様子を見て、子どもたちは大喜び!「こんなかたちになったよ~」、「こうしたら、どうなるかな?」と、次はどんな形になるのかなと期待を膨らませながら、作ることを楽しみました。
新聞紙を野菜の形に丸め、和紙をちぎり貼りする『張り子』も作りました!野菜がたくさん収穫できますように、と願いを込め、イメージをもって形にしていく子どもたち。途中、「わしがはがれちゃう~」、「トウモロコシって、こんなかたち…?」と、難しそうにする声も聞こえてきましたが、最後まで諦めず、おいしそうな野菜がたくさん出来上がりました!
4つ目は、『織姫様&彦星様』です。少し前に楽しんだにじみ絵を着物に見立て、ペーパー芯に貼り付けたり、顔を切ったり描いたりして、様々な色の着物を着た織姫様と彦星様の完成です。「ひとりだとかわいそうだから、もうひとりつくってあげる」という、優しい声も聞こえてきました。
Cちゃんの彦星様は、目から涙が。この彦星様は、何か悲しいことがあったのかな?と担任が思っていると、「おりひめさまにあえたのがうれしくて、うれしなきしているの!」と、満面の笑みで教えてくれました。
子どもたちの想像力やそれを形にする力に、驚いた教師でした。
笹飾りも自分たちで頑張りました!“結ぶ”という経験が初めての子もいましたが、苦戦しながらも自分でこよりを結び、もうすぐやって来る七夕の日を楽しみにする姿が見られました。
幼稚園では、少し早めの4日に『七夕の日の会』を行ないました。大きな笹に揺れる笹飾りを見て、自分たちで作った達成感を味わう子どもたち。また、他学年の作品を間近で見ることもでき、大満足の様子でした。「おほしさま、みえてるかな~」、「ねがいごと、かなえてください~」と、短冊に書いた願い事が叶うようにと、気持ちが高まる姿もありました。
弁当の時間には、お供えしていた冬瓜、ささげなどの夏野菜がどっさり!ペロリと完食し、また少し、お姉さんお兄さんになったひまわり組さんでした。