ある日、ゆりぐみにお手紙が届いていることに気づいた子がいました。「なんか届いてるー!」「ええ!なにそれ!」と、聞きつけた子どもたちが大急ぎで手紙の周りに集まってきました。みんなで読んでみると
「わたしは はなのかみじゃ。ももぐみになったみんなにプレゼントをあげよう。これはなにかのはなのたねじゃ…」
と書かれており、一緒に花の種が入っていました。「どうやって調べよう?」とみんなで考え、植物図鑑を見てみることに。「これかな?」「こっちじゃない?」と予想しながら、花の名前や育て方を調べました。
すると、種をまく前に少し削ってから水につけておくことが分かり、さっそくやすりを使って種削りに挑戦!「丸い方?平らな方?」「どのくらい削るのかな?」と、教師も一緒に調べながら進めました。小さな種を手に持って削るのはなかなか難しい作業でしたが、子どもたちは最後まで自分の力で取り組んでいました。削り終わると、友だちの様子を見ながら「ここを削るんだよ」「もう大丈夫!そのくらい!」と声をかけ合い、助け合いながら楽しんでいました。最後に水の入ったカップに種を入れその日はおしまいに。
次の日登園すると「種どうなってる?」「見なきゃ!」と荷物を持ったまま、まっ先に種の様子を見にいく子がいました。「え、なんか色がちょっと変わってる!」と昨日と違うところに気づくと、他の子にも「ねえねえ…!」と、発見した嬉しさを伝えていました。今日植えようねと話すと「え、今?」「もう今やりたい」と早く種を植えたくてうずうずしていました(笑)
図鑑で調べていくと、鉢全体に石を入れることや、ウサギのうんちや落ち葉などが入っている土が栄養になることなどを知り、まずは園庭で石探しから始めました。埋まっている石を見つけスコップや木の枝で一生懸命掘り出している子もいました。土は幼稚園の落ち葉からできた腐葉土と、購入した培養土を混ぜて使用しました。混ぜている際にミミズが出てきたので、ミミズは土を良い土にしてくれることを伝えると「ミミズ争奪戦」が起きていました(笑)一つひとつの過程をじっくりと楽しむことができました。
種は2種類あり、アサガオかひまわりどちらか好きな方を選び植えました。違う種類の種を、いろいろな違いに気づきながら育てていこうと思っています。毎日かかさずお水をあげている子や、芽が生えていることにすぐに気づいた子がいました。自分だけのお花を育てることを楽しんでいけたらなと思っています。上の園庭に並べてあるのでぜひ毎日見てみてくださいね!