先日、子どもたちにあるものを見せました。これが何なのかクイズを出すと、「球根！」とほとんどの子が正解！次のクイズで何の球根か聞くと「え、なんだろう？」「玉ねぎ…？」と。去年や一昨年の記憶をすっかり忘れてしまっているのか、何がそこから出来るのかは難しい様子でした（笑）「にんにく！」「チューリップ！」と次々に出ますが、なかなか答えに辿りつかず…。教師のヒントで正解しても、ピンとこない子が多くいました。そこで何で育てるのか知ってるか聞いてみると「水！」と多くの子が答え、水耕栽培用の容器を見せると「あぁ！」「やったことある！！」とようやく思い出した様子でした♪

　ヒヤシンスはチームに分かれて、一つの球根を育てていきます。そこで自分たちで育て方や、水の入れ方などを調べてみるよう伝えました。すると「えー！出来るかなぁ」「私わかるよ！」と各チームから様々な声が聞こえて来ました。いざスタートすると、本棚に向かって一斉に走り出していき、図鑑を手に取り調べ始めました。去年までの記憶を思い出したのか、黒い画用紙が２枚欲しいと言いガムテープで貼り合わせて暗い空間ができるように作り出すチームや、図鑑で育て方を見つけ水は球根のお尻が少し浸るくらいにすることなど見つけたりとどのチームも、得た情報を元にチームで相談していました。中でも驚いたのは、育てる場所や水の量など調べてヒヤシンスを置いて来た後、次に自分たちがやることを先に読んでいたチームがありました。「根が出て来たら光に当てるんだって！」「水の量も変わるんだね！」と育ったヒヤシンスに対してもどうして行くのか話し合う姿がありました。その姿を見て他のチームも事前に調べて相談していました。

　各チームの置き場所はこちら！

ペンギンシナモンチーム　→　靴箱の中

おかしのいえチーム　　　→　靴箱の上に黒画用紙で覆う

さくらんぼチーム　　   　→　サッカーゴールの保管場所近くに、黒いカラーポリー袋を被せる

　毎日水を換えたり、根っこが出て来て置き場所を変えたりと子どもたちなりに工夫して育てています。何色の花が咲くのか楽しみです♪