先日、大盛況だった、たんぽぽ組の“にじいろおばけれすとらん”は無事閉店しました！約１カ月前に、お店ごっこがあることを知り、年長・年中の友だちと一緒に、みんなでどんなお店を作っていくか(やってみたいお店や好きなお店を出し合う)話し合いをするところからお店ごっこが始まりました。色々な意見を出し合った結果、“じごくのおばけパーク”になり、その中の食べ物屋さんをたんぽぽ組が担当することになりました。

　たんぽぽ組で、何を作るか話し合いをすることにも挑戦しました。みんなで話し合った結果、“わたあめ”“ドーナツ”を作ることに！わたあめ作りでは、みんなで４種類の味を決めたり、ドーナツ作りでは、保護者の方と一緒に本物そっくりのドーナツを作ったり、楽しみながら商品を作ることができました。商品が完成するたびに、「わたあめやさんしようよ！」「ドーナツやさん、オープンできる？」など、お店ごっこをしたいというワクワクが溢れました！商品ができると、次はお店の名前決めと看板作り！「看板やお店の名前が無いと、お客さんが何のお店か分からなくて困っちゃうかも…」と、教師がつぶやくと「なまえかんがえよう！」と名前決めの話し合いがスタート。「どんな名前がいいと思う？」と、尋ねると色々な意見が出ました。お店の商品は、わたあめとドーナツですが、最初に出てきた意見は「チョコレートやさん」「アイスクリームやさん」。それだともっとお客さんが困るのでは…と思い、「チョコを買いに来たお客さんがお店に入ったら売ってる商品が違ってびっくりするんじゃないかな…」と、教師が口を挟むと「あれ？なにをつくったんだけ？」と子どもたち。まるでコントのようなやり取りも出ました(笑)そして、子どもたちの意見を組み合わせて“にじいろおばけれすとらん”に決まりました。まさか、あのコントのようなやり取りから、この名前にたどり着くと思っていなかったので、すごいなあと感動しました✽

　商品もお店の名前も看板もでき、いよいよ迎えたお店ごっこ初日(プレOPEN)。今まで好きなあそびの中で“ケーキ屋さん”“かき氷屋さん”“アイスクリーム屋さん”などたくさんのお店を開いたり、たんぽぽ組だけでお金を作ってお店ごっこをしたりして楽しんできたので、色々な学年の友だちや先生たちが来店するお店ごっこが始まっても元気いっぱい接客する姿が見られました❤そこから、連日オープンする中で、年長・年中の店員さんが衣装や帽子を身に付けているのを見て、「あれつくりたいな…」「あのぼうし、かぶりたい…」と、憧れを抱いた子どもたち。“にじいろおばけれすとらん”のお揃いの帽子と衣装を作り、さらにお店の人になりきって楽しむ姿が見られるようになりました。オープン中は、たくさんのお客さんを呼び込むために「いらっしゃいませー！」「ドーナツありますよー！」「わたあめおいしいですよー！」など、元気な声が飛び交い、いつも賑やかで、年少組でもこんなになりきって楽しむことができるんだなあと感動しました❤

　また、お客さんとしても、年長・年中の優しい店員さんに、案内してもらいながらおばけやしきに入ったり、ジェットコースターに乗ったり射的をしたり…毎日楽しみことができました。

　行事としてのお店ごっこは終わってしまいましたが、お店ごっこが大好きな子どもたちと好きなあそびの中やクラスの活動でもまだまだ楽しんでいけたらと思います！