最近、お弁当の時間によく出る言葉があります。それは「ぴっかりーん!」という言葉で、お弁当を完食してお弁当箱の中がピカピカになったときに嬉しそうに言う言葉です。お弁当を完食した子に教師が「ぴかぴかだね!」と言っていた言葉が「ぴっかりーん!」に変化していったのです。
少し前から、完食することが子どもたちの自信になっていく姿が増えていました。しかし、どうしても残ったご飯粒まで食べるのが難しく諦める姿もありました。そこで、「ごはんつぶには、神様がいるんだよ、だから1人で残っちゃったら寂しいかも…」と、伝えてみました。すると、「あつめてあげなきゃ!」と、一生懸命ごはんつぶを集めたり、自分で集めるのが難しいと「あつまれしてー!」と言ったりする姿が見られるようになりました。子どもたちにとってごはんつぶを集めるのはなかなか難しいことではありますが、頑張っている姿にほっこりする毎日です❤
余談ですが…ごはんつぶに神様がいると、子どもたちに話をしたのですが、どうやら、どの食べ物にも神様がいると考えたようで、ふりかけごはんを食べると「ふりかけにも、かみさまいるかな」、ブロッコリーを食べると「ブロッコリーのかみさまは、みどりいろかな」など、神様についての質問が飛び交うようになりました(笑)そして、子どもたちの神様のイメージは優しい人らしく、残すときに「やさいのかみさまはやさしいから、あつまらなくてもだいじょうぶ」と、話す子も(笑)ひとつひとつの子どもたちの発言が愛おしくて仕方ありません❤!