どんなあそびも楽しめる子どもたちですが、苦手な子が多いのが“のり”を使った製作です。絵の具も泥も、最初は苦手でも触れる経験を重ねるにつれて、気付けば自分から触って遊んでいる子がほとんどですが、何故かのりが手に付くことはどうしても嫌な子が多いのです。確かに、ベタベタするしちょっと手に付く感じが嫌だなあと、教師も思うところがあるので気持ちは分かります…(笑)そこで、その嫌な感じを逆手にとって、のり自体に絵の具を混ぜてのりの感触を楽しむことにしました!!
あえて、子どもたちの目の前で、バケツにたくさんののりを入れて準備を始めると「きょうやめとくわ…」と、拒絶反応が出る子が(笑)、しかし、そののりに絵の具を入れて混ぜてみせると「たのしそう!!」と、一瞬でやる気モードに!ピンク、黄色、水色、黄緑と、子どもたちの好きな色の“のり絵の具”が完成する頃には「はやくやりたい!」と大興奮!早速、みんなで白い画用紙に、手で思い切りのり絵の具を塗り広げていきました!
色が混ざっていくことももちろん楽しんでいましたが、よっぽど“のり絵の具”のプニプニした感触が楽しかったのか「これずっとさわってたいな」とバケツに手をずっと入れてる子や気付けば両手も画用紙も見分けが付かないくらい、のり絵の具だらけの子も!
初めてのあそびや初めての経験をするときは、最初はドキドキする子どもたちですが、やってみるとドキドキがワクワクに変わって、どんなことも楽しめるようになっていきます。2学期も子どもたちにとっては初めての経験がたくさんあるかと思いますが、一緒に楽しんでいこうと思います💛