初めての夏休みを迎える子どもたちに、まずは“夏休み”というものがどういうものかを知らせてみました。「もう少ししたらながーいおやすみ、夏休みが始まるんだよ~」と伝えると、「もうしょうがっこうにいくってこと??」と、Aくん。「う~ん、まだちょっと難しいかな…(笑)」と、思いながら「夏休みが終わっても、たんぽぽ組さんのままだよ」と言うと、「そうか~よかった!」と一安心した様子。教師も一安心(笑)
話が逸れましたが、夏休みというものを知った子どもたちと一緒に、1学期たくさん遊んだクラスの部屋をお掃除…ぴかぴか大作戦を決行することにしました!!
雑巾を濡らして水を絞るのも初めての経験。水で濡らす前に、乾いた雑巾で絞り方を知らせました。雑巾をバイクのハンドルに見立てて…雑巾を折って持ちやすい大きさのハンドルにして・・・ガソリンスタンド(水道)でガソリンを入れて(水で濡らして)…思い切りエンジンを掛けて(絞って)出発準備OK!いざ、水道でやってみると大量のガソリンがないと走れないと思ったのか、「まだ、がそりん、たりない」と、十分すぎるくらい水で濡らしていたり、口で「ぶうん!」とエンジン音を言っていても手の動きが止まっていたりと、ライダーになりきりすぎて、次になかなか進まない事態に(笑)
ガソリンを満タンにしたあと(雑巾を絞り終わったあと)も、部屋の中を爆走しているライダーがたくさんいて、何だか複雑な心境の教師でした。
部屋の端から端までの雑巾がけが始まると、これまた初めての経験で、上手く前に進めなくて心が折れそうな子もいましたが、先に着いた子が「がんばれ!」と、応援するとそれをパワーにして最後まで拭ききることができました。
ライダーになったり、みんなで力を合わせたりしたことで、部屋の中がぴかぴかになり、気持ちよく夏休みを迎えることができました。