最近のももぐみさんは毎日ミッションに挑戦しています。例えば「10回回転してまっすぐ歩けるかな」や「今まで一緒に食べたことがないお友だちと弁当を食べよう」、「縄跳び3回跳べるかな」など様々なミッションに挑戦しています。
どのミッションも楽しんではいますが、中でも子どもたちが一番好きなミッションは、「ウォーリーをさがせ!」です!園内のどこかに教師が隠したウォーリーを子どもたちが探します。ー各保育室や職員室以外にいるーというヒントだけを頼りに、子どもたちは一生懸命探し、「ここにはいない!!」「前はここにいたよね?!でもいない!」「ウォーリー!どこー!」など、園内は子どもたちのウォーリーを探す声でいっぱいになっていました♪しばらくすると一人の子が「ウォーリーって呼んだら出てくるんじゃない?」とひとこと。すると子どもたちは次々に「ウォーリーーーーー!!」と呼んでいました。ですがウォーリーは全く出てきません。そこで教師は携帯を取り出し、ウォーリーから電話がかかってきたことを演じてみました。すると「え、ウォーリーから電話?」「なんて言ってた?」と信じる子どもたち。教師は可愛いと思わず微笑んでしまいそうな気持ちを堪えて、「遊戯室にいるって!」とヒントを伝えました。一斉に遊戯室へ向かう子どもたち。やっとのことでウォーリーを見つけることができました!2学期にはどこに隠そうか教師も楽しみです♪
また、「友だちのいいところを見つけよう」というミッションを出しました。毎日4人ずつ名前を出し、その子の良いところを教師と子どもたちで伝えていきました。初めてミッション内容を見たとき、「えー!やだやだ!ミッション変えて!」「恥ずかしいよ〜」と言う子どもたちでしたが、次のミッションはいつやるのかと数分おきに聞いたり、自分の番はいつ来るのかと聞いたりと、時間の経過と共に期待を膨らませていました。いざミッションに挑戦する時間がやってきました。
教師が「Aちゃんの良いところ見つけたよって人!」と聞くと、初めは恥ずかしくてなかなか手が上がりませんでした。すると一人の子が手を挙げ「やさしいところ!」と言うと、少しずつ周りの子も手を挙げ始め、「かわいいところ」「一緒にバスに乗ってくれるところ」などたくさんの良いところが出てきました。それを聞いてとっても嬉しそうなAちゃん。今度はBちゃん、Cちゃん、Dくんと順番に良いところ伝えていきました。教師が「明日は誰かな〜」と言うと「名前順だったから絶対私だよ!」「なんか恥ずかしいなぁ〜」と期待を持つ子どもたち。そして翌日のミッションを見て、「やっぱりわたしだー!」「きゃー!」と大はしゃぎしていました。慣れてきた子どもたちは、教師が良いところを聞くとすぐに手が上がりました。どの子も恥ずかしそうにしつつもとっても嬉しそうにしていました。全員が終わると、子どもたちは「せんせいの番は?」とひとこと。「先生もももぐみじゃん!」と言われ、涙が出そうなほど嬉しい気持ちになりました。
また2学期にも良いところ見つけしようね!