大きな荷物を抱えて本日二度目の登園!ホテルマン(?)に変装した担任に出迎えられ、おはようではなく、こんにちは?幼稚園に来る時間が違うだけでも、いつもと違い不思議な雰囲気に。普段過ごしている部屋へ自分で大きな荷物を持って行きました。テラスで見守っていたお家の方に「いってきます!またね!」と手を振り、お泊まり会が始まりました。

まずは自分たちの寝る場所を作ります。みんながお家に帰っている間に届いた布団を玄関から2階の部屋まで運びます。
教師の話が終わるや否や、待ってましたと言わんばかりに「○○ちゃん(くん)、いっしょにねよう」と誘い合って運び始めました。何週間も前からずっと一緒に寝ようと話していました。



運ぶだけではありません。大きなシーツもピンピンに伸ばして布団にかけていきます。布団が敷けたら、すぐに寝転がっていました!一通り楽しんだら、みんなでタオルを持ち出し、自分たちの寝る場所決めをしました。「ここで寝る!」「ここで一緒に寝よ!」と次々に寝る場所が決まっていきます。そのまま体にタオルをかけ、お泊まり会は始まったばかりなのにタオルにくるまって寝る体勢になる姿に笑わさられました。布団に入り寝転がったまま、教師の話を聞いていました。


次は飯盒炊爨です。ブロックや薪を自分たちで運んでかまどを作ります。誰かが大きいものを持ち始めると、自然と友だちが集まってきて「よいしょっ!よいしょっ!」と声を出して力を合わせて運んでいました。「飯盒炊爨で使うから」とお家に帰っても枝を拾いに出掛けて、沢山の枝を集めたかまど係さん。待ってましたと言わんばかりに次々にかまどに枝を入れていました。



火が付くと『もえろよもえろ♪』を歌ったり、薪をくべてたりして見守っていると、いい匂いがしてきました。蓋を開け、ふっくらとしたお米が見えると 目を輝かせる子どもたち。みんなで炊き立てのご飯をちょっと味見しました。夕食に期待を膨らませている様子が伺えました。



部屋に戻ると、いつも以上にテキパキと準備をして、ウキウキな表情を浮かべ食事の部屋(遊戯室)に向かっていました。ご飯係さんが調理室からお皿やスプーンをみんなの分までせっせと運んで準備をします。
「まだかな?美味しくできたかな?」と自分で取りに行ったカレーに釘付けになっていました。「せんせい、おいしい!!」と満面の笑みを見せ、カレーライスを口いっぱいに頬張って食べていました。「おかわりっ!!」と何度もおかわりする子もいました。自分たちで一から準備をしたことが、カレーライスをよりおいしくするスパイスになったことでしょう。「せんせい、グーだよ!!」とポーズを決めるたり「いっぱい食べた!!」とポンポンになったお腹を見せたりと、体で美味しさを表現している子もいました。
食べ終わると、キッチンペーパーでお皿の汚れを拭いて、ピッカピカにして自分で後片付けもしました。



夕食を終えると、お待ちかねの『キャンプファイヤー』です。みんなが起こした火をろうそくに取って置き、その火を井桁の中へ。火が灯れば、いよいよ始まりです。
次第に暗くなっていくと共にキャンプファイヤーの火はどんどん大きくなっていきます。『キャンプだホイ!』に『ジェンカ』、『猛獣狩り』など歌ったりゲームをしたりして楽しみました。とことん楽しんでいると、もう辺りは暗くなり、火も小さくなってきました。



これで終わりではありません。教師からのファイヤートーチトワリング(火の踊り)を見て楽しみました。火を回す度に「ごぉー」と響く音に驚いたり、「すごーい」と歓声が上がったりしていましたが、次第に声が聞こえなくなり、見入っていました。



最後の花火を終えると、辺りはもう真っ暗になっていました。これで楽しい夜のひと時も幕を閉じ就寝へ・・・。ではなく、夜の虫捕り探検がまだありました。
4月から虫捕りを楽しんできた子どもたち。虫が見つからないある日、Aくんが「せんせい、バナナない?」「ここに罠を作ろっ!!」と提案してきました。一緒に作って、木に仕掛けました。毎日登園してすぐ確認するも、なかなか罠にかかりません。方法を変えると、カナブンが捕まりました。何の虫だろうと図鑑を広げて調べてみると、カブトムシも同じ罠で取れることを知りました。「カブトムシは夜行性だから、お泊まり会の時に確認すればいいじゃん」と決めた『夜の虫捕り探検』でした。
懐中電灯を片手に罠を仕掛けた場所に向かいました。お目当てのカブトムシは見つからなかったものの、普段は見つけられなかったハナムグリなどの虫が罠に集まっていました。途中、懐中電灯を自分の顔の下から当て、「ばぁ~おばけだよ~」と驚かそうとして遊んでいる子もいました。昼とは全く違う雰囲気の夜の幼稚園を楽しんでいる子どもたちでした。


シャワーを浴び歯磨きをして、あとは寝るだけです。楽しいことが盛りだくさんのお泊まり会もようやく1日が終わります。「せんせい、一緒にいて~」「寝れな~い」と言っていた子も、一人また一人と夢の世界に・・・。


