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ひまわり組

サンタさん?!🎅 2025.12.22 NEW

ある金曜日の午後、突然鈴の音が聞こえてきました。昨年を思い出し、「サンタさんじゃない?」とすぐに気づいた子どもたち。テラスに出て園庭や他のクラスの部屋を探すも、サンタさん姿は見えませんでした。ある子が、「サンタさんは、ソリにのってそらをとんでるから、もういっちゃったんだよ」と、言うと、「つぎきたら、すぐにそらをみようね!」と、意気込む子どもたちでした。

 ある月曜日、園庭で遊んでいると、職員室に1本の電話がかかってきました。なんと声の正体はサンタさんでした。電話に出た教師の「サンタさんから、電話がかかってきたよー!」の一声で、子どもたちは一斉に職員室の前に集まり、耳を澄ませました。サンタさんの声を聴いた子どもたちは大興奮‼電話の内容は、欲しいプレゼントを手紙に書いて教えてほしいということでした。早速、部屋に戻って手紙を書くことにしました。欲しいプレゼントの絵を描いたり文字で書いたりして、大きな1つの封筒に入れ、みんなと話し合い、外のもみの木にぶら下げました。

 次の日、手紙をぶら下げたもみの木を見に行くと、まだ手紙がかかったままでした。「サンタさん、まだねてるのかな?」「サンタさん、いそがしいのかな?」と、残念そうな子どもたち。

 ある水曜日の朝、また鈴の音が聞こえてきました。「サンタさんだ!」と、子どもたちは一目散にテラスに出て空を見上げ探していると、ある子が、「あっ!てがみがなくなってる!」「サンタさんのぼうしもあるよ!」と、すぐに気づきました。もみの木まで駆けだしました。サンタさんは手紙を持っていく時にうっかり帽子を落としていってしまったのです。なんてあわてんぼうなサンタさん!サンタさんが幼稚園に帽子を探しに来た時にすぐに見つけられるよう、帽子と一緒に“ぼうしおとしたよ”の手紙ももみの木にぶら下げました。サンタさんがいつ帽子を取りに来てくれるのか楽しみな子どもたち。




 ある金曜日の朝、また鈴の音が聞こえてきました。子どもたちは「サンタさんが、ぼうしとりにきたんだ!」と、またもみの木まで駆けだしました。そこには、帽子がなくなっている代わりに手紙が置いてありました。サンタさんからの手紙には“帽子を拾ってくれてありがとう”と書いてありました。サンタさんからお手紙が返ってきたことに嬉しくなった子どもたち。

そこで、幼稚園に遊びに来てくれるよう招待状を書くことにしました。1人2~3文字ずつ担当してひらがなを書き、みんなで協力して作りました。封筒に入れ、またもみの木にぶら下げました。

次の日の午後、また鈴が鳴りました。子どもたちは「サンタさんだ!」と、またもみの木まで駆けだしました。そこには、みんなが書いた招待状がなくなっている代わりに、手紙が置いてありました。サンタさんからの手紙には、“幼稚園に遊びに行くね”と書かれてあり、子どもたちは大喜びで会当日を迎えました。


わくわくで迎えた当日。この日だけ特別に夜の世界になった遊戯室に集まり、「メリークリスマス!」の魔法の言葉でツリーが点灯すると、ツリーも子どもたちの目もキラキラ輝いて大喜びでした。教師からのハンドベルと鉄琴の演奏を聴いたり、マジックショーを見たり、みんなでうたを歌ったりして過ごしていると、どこからか鈴の音が聞こえてきました!




「メリークリスマス!」と、サンタさんが本当にやって来たのです。サンタさんの登場に「わぁーー!」「えーーっ!」と、歓声が上がり、子どもたちは大はしゃぎ!サンタさんに自分たちで考えた質問をしたり、サンタさんのことを教えてもらったりしているうちに、緊張も解けてきました。最後には、サンタさんからプレゼントを一人ひとり受け取ることに‼恥ずかしながらも「ありがとう!」と、笑顔でもらうことができました。





















さらに、サンタさんからのプレゼントが部屋にも隠してあることを聞くと、部屋中を探しました。見つけた時には、「あったよ!」と、最高の笑顔でプレゼントを大切に抱える姿に心が温かくなりました。

サンタさんとの触れ合いを存分に楽しむことができた素敵な1日になりました♪





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