<お店ごっこ>
お店ごっこのお店が全店、遊戯室に集合すると「なんかおいてある!」と気になり、遊戯室に入ってみると、誰もいません。少しだけ「おじゃましまーす!」をして、水族館、温泉、パン屋さんを見学しました。初めて目にするものに緊張しつつも目はキラキラ。興味津々で見入っていました。「次はお店がオープンしてる時に来ようね!」とし、いよいよオープンの日。お店に入るにはお金がいることを知り、銀行へ直行。自分の名前を受け付けで元気に言ってお金を受け取ると意気揚々とお店へ向かいました。
初めての店員さんがいて、お客さんもたくさんいる中でのお店の様子に、戸惑いを見せつつも教師と一緒にお店を巡ると、お店の楽しさに目覚めていく子どもたち。回数を重ねていくうちに、自分の行きたいお店に自分で行き楽しめるようになりました。
「きょうはおみせおーぷんしてるかな?」とお店チェックが日課になった子どもたち。(オープンしててもしてなくても)財布も自分でかけて、準備万端です。
その日はお店はオープンしてなかった(店員さんたちは居なかった)のですが、どんどん入っていき、自分たちでお客さんにも店員さんにもなっていたのです!
温泉の滑り台でお湯をかけたり、水族館でお金のやり取りをしたり、パン屋さんでの調理まで…自分たちがお客さんとして来た時にやってもらったことを覚えていて、実際に行なっている姿を見て、子どもたちの年上の子たちへの憧れ、吸収力、行動力に脱帽の教師でした。
やりたいことを思いきりやって、いろいろなことを思って、考えて、毎日の積み重ねが明日に繋がっていくのだと…
これからもたくさんの『やってみたい!』『楽しい♪』を見つけて行きたいと思います。