<葉っぱクッキー>

　園庭に落ち葉がたくさんになってきた季節。赤や黄色の綺麗な落ち葉を見つけては拾う子どもたち。

雨上がり、固まっている土を見つけて「ちょこれーと！」とチョコレート探しが始まりました。

たくさん見つけると今度はチョコレート屋さんが開店します。

　最初は固まっているチョコレートをやり取りしているのですが、固まっているのを崩すのも楽しい！そのことに気付くと、夢中で崩していく…そして、そこに水をいれて、とろとろチョコレートに。とろとろチョコレートをたくさん拾った葉っぱのお皿に乗せて…

作ったものは壊したくない、こあら組の子どもたち。「これはおいとく！」「また、おみせするの！」の声にベンチの下ならきっと壊れることはないだろうと、「この下のオーブンで焼いておくのは？」と提案してみると「いいね！」「おーぶんとれいぞうこね！」と、とろとろチョコレートが乗った葉っぱを次々にベンチ下に置きました。

　次の日、園庭に遊びに行くとベンチに一目散。「ちょこできてるかな？」と前日のことを覚えていて、ベンチの下を確認していました。葉っぱの上で泥が乾いて固まっているのを見つけると「やったぁ！できてた！」

葉っぱに乗せた泥は固まるとサラッと取れて、葉っぱの模様がついているものも！「はっぱくっきーだね！」と…この日から葉っぱクッキー作りが毎日続いています。

　毎日続いていますが、一緒に作ったり、１人で黙々と作っていたり、教師と共に作ったり…作ったのを食べる真似をして、崩すことを楽しんだり…とろとろにしたり、固めにしたり…園庭のいろいろな土砂を使ったり…『葉っぱクッキー作り』は毎日変化をしながら続いています。そして、毎日が発見！の連続です。