新幹線、連結!
部屋では色紙を繋げての新幹線作りに夢中です。長細い色紙を箱に入れて置いておくと、「これ(青)、かがやき!」「こっちは(赤)、こまち!」色ごとに新幹線に見立てての連結ごっこが始まりました!
連結した新幹線を走らせていると、隙間を発見!「はいりまーす!」と隙間に新幹線を入れていました。「だっせん、だっせん!」「とんねるもあります!」と互いにいろいろな隙間を探し、次々と入れていました。上から入れたり、下から引っ張ったり…“そこの隙間も?!”と思うところにも見つけては新幹線を入れていました。「こまちしかはいらない!」「ぜんぶはいった!」と新幹線で隙間のサイズも互いに言い合ってあそんでいました。
子どもたちの柔軟な発想力に驚いたと同時に、どんなことでも、どのような場所でも、子どもたちにとってはあそびの宝庫!こういった子どもたちの発想や気付きをこれからも大切にしたいと改めて思いました。
砂場あそび
入園当初から、どろんこあそびが大好きな子どもたち。外に出ると砂場に一直線です。
いつもは山作りから始まることが多いのですが、この日は、一番にバケツを手に取り、水を入れます。満タンにしたい。タライに水は半分ほど。一度タライにバケツを入れてくんでみる。バケツはいっぱいにならない。少し考える。「ここ(バケツ)にいっぱいにしたいから、ここ(タライ)にいっぱいおみずいれて!ちょっとだと、ちょっとしかはいらない!」教師、「そうなんだね〜!」と水を追加。タライに満タンにしました。早速、バケツを横にして水を汲みます。タライよりもバケツの方が高さがあるので、汲んで持ち上げるとバケツに水は満タンにならず…「どう?」と問いかけると「もういっかいおみずだして」とのこと。「いいよ」と水を出し始めるとバケツを上向きにしたままタライにイン。そして、水が出ているホースを掴みバケツにイン!水が満タンになると「これでいれたら、いっぱいになるね!」と満面の笑みでした。
水を入れている様子を見て、「ぼくも!」と2人で仲良く水を入れていました。そして、満タンになったバケツを持ち上げようとすると、「うう…おもい…」となかなか持ち上がりませんでした。「おみず、いっぱいにするとおもいね…」「そうだね…」と顔を見合わせてました。「せんせい、もっていいよ!」と教師が運ぶのを待っていたので、「お水のいっぱいのバケツは重たいね…なかなか持ち上がらない…うんとこしょ!」としていると「もつ!」と2人も加わり、3人で「うんとこしょ!」と運びました。運んだ水はダイナミックに砂場にバシャー。水たまりと川を作ってバシャバシャ!楽しみました。
正直、バケツに水を汲むところで、こんなにも子どもたちが考えて行っているとは!!と驚きでした。
自分の考えたことを実現するために教師にやりたいこと、思ったことを伝えることは、満3歳という年齢ではまだまだ難しいことです。しかし、子どもたちの中にある気付きや発見は年齢を問わずいっぱいです!こうした子どもたちの気持ちに寄り添いながら、『やってみたい!』と思ったことができる環境を作っていきたいと思います。
まだまだ砂場あそびは終わりません。砂山も作りその周りに水を流し、葉っぱを浮かべて流れていく様子を見ていました。
水たまりになっているところの砂はとろとろ、掘り返した砂はかちかち。裸足になってあそぶことで、足でも土の感触の違いを感じていました。
砂場あそびには気付きや発見がいっぱいです!これからもたくさんあそぼうね!