大きな荷物を抱えて本日二度目の登園!担任は「泣く子いるかな?」「みんなドキドキしているだろうなぁ」と予想していましたが、あれ?あれれれ?泣く子は誰もおらず、とっても楽しみにしている様子でした。「じゃあね、○○君!いってらっしゃい!楽しんでね!」と見送るお家の人の方の心配をよそに「じゃあね~」とあっけない別れをし、友だちと笑顔で部屋に向う子どもたちでした!
お泊まり会があることを知った時には、「ぜったい、いかない!」と言っていた子は、どちらに行ったのかな。「ねるとき、しんぱい・・・」と不安そうだった子は、だれだったかな。
友だちや教師と「だいじょうぶだよ」「いっしょだね~」「こんなことしたい」とお泊まり会の話を重ねていくうちに、いつの間にかそんな不安が小さくなり、期待が膨らませるようになった子どもたち。
ニコニコの笑顔で登園する子どもを横に、迎える担任はお泊まり会が始まって間もないのに、逞しく成長したなぁと少し感動して内心ウルウルしていました。
ちなみにお泊まり会の名前もみんなで決めました。
みんなが楽しくて、良いことがありますようにと『ラッキーハッピーおとまりかい』だそうです。
それにちなんで、いつも使っているクラスもホテルに様変わり。気持ちはリゾート気分?!
まずは自分たちの寝る場所作りです。みんながお家に帰っている間に届いた布団を玄関から2階の部屋まで運びます。
教師の話が終わるや否や、待ってましたと言わんばかりに「○○ちゃん(くん)、いっしょにねよう」と誘い合っていました。何週間も前からずっと一緒に寝ようと話していたもんね。
力を合わせて懸命に運びます。大きなシーツもピンピンに伸ばして布団にかけていきます。教師がほとんど手伝わなくとも、まるでホテルのようにピンと張られ、どんどんと布団が並べられていきます。
キレイに敷くだけでなく、もちろん布団が弾き終わる同時にと、布団にダイブして楽しんでいました。思わずやりたくなってしまう魔性の魅力を持つ布団。担任は、旅行でホテルに着くや否や、必ずやってしまいます。
思わず感心したのは、ダイブした後再び自分たちでシーツを整えていたことです。いつもなら、やりっぱなしのことなんて、いくらでもあるのに。それでもできちゃうのが、『お泊まり会』。いつもと違うという特別感が、一味も二味も違う子どもの一面を見せてくれます。
一通り楽しんだら、みんなでタオルを持ち出し、自分たちの寝る場所決めをしました。