幼稚園は法律上3歳からと規定されており、子どもの発達上、他の子に興味を持ち、集団の中で成長するのが3歳ごろからであることを根拠としております。
平成12年からは、3歳になった年度途中から入園をすることができるとして、満三歳入園の制度整備が進められました。一方、並行して2歳児入園の効果も研究され、平成19年に「学校教育としては2歳からは早すぎる」と結論付けられ、現在の2歳児向けの活動は、子育て支援事業として位置づけられています。
その中で学校法人自由ヶ丘学園では、その年の年少組の状況、教職員の体制をふまえて、年少組に混ざって活動する、満三歳クラスを設定するなど状況に応じて満三歳児の受け入れをしています。
令和4年度、各園若干名の満三歳入園を受け入れ予定です。受け入れ方は各園対応が異なりますので、満三歳の入園を希望される場合は、先ずは希望される園にお問い合わせください。
お子様にとって、幼稚園は初めて親と離れて過ごす場所となります。幼稚園が安心して過ごせる場所という認識を持てるように、満三歳入園を希望される方については、事前に「おやこ広場(未就園児親子教室)」に参加されることを強くお勧めしています。
満三歳入園については、子どもがある程度自立して生活できることが必要となってきます。
年少組としての4月入園とは異なり、入園の可否についてはお子さんの発達を確認したうえで判断させていただきます。また、8月生まれ迄の子を2学期の始業式スタートにするなど、年少組の活動に合わせて一番クラスに入りやすいタイミングを考えて、入園時期を決めさせていただきます。
令和5年10月追記
「誰でも通園制度」が国で検討されております。保護者の孤立防止、保護者の時間確保などの観点から、週1回程度の登園が検討されていると聞いています。
自由ヶ丘学園では、週1とはいえまず母子分離ありきでスタートするのは極端であると考えています。おやこ通園から始まり段階的に2歳児保育につながっていくようなやり方を、園として検討しています。
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