先週、年長組さんが幼稚園にお泊まりをしました!
6月から準備を始め、
「ごはんは、なにたべるの?」
「みんなのパジャマがみれちゃうんだ~♡」
と、期待が膨らむ子どもたち。
しかし、お母さんお父さんと離れて幼稚園にお泊まりすることは、
子どもたちにとって大きな挑戦であり、不安なこともたくさんあります。
不安そうな友だちの様子に気づくと、
「たのしいことをいっぱいかんがえたら、たのしみなきもちになるよ!」
と、声をかけ合うもも組さん。
年少組の頃はお母さんと離れられずに泣いていた子も、
いつの間にか友だちの気持ちに寄り添う優しいお兄さんに成長していました。
たくさんの話し合いを重ねるうちに、
「たのしいことがたくさんで、わくわくのきもち」になるお泊まりがいい!と、
『みんなでわくわくおとまり』という名前をつけました。
買い物に出かけたり、
夜ごはんの準備で野菜を切ったり、
係に分かれて仕事をしたりと、
みんなで協力しながら、お泊まりの準備をしてきました。
何度も話し合って決めた夜ごはんのカレー。
なかなか決まらず時間はかかったけど、
その分とってもおいしかったね!
夜には、お待ちかねのキャンプファイヤーも楽しみました。
火の踊りを見た子どもたちの、きらきらとした表情…!
自然と拍手が沸き起こり、
素直な子どもたちの姿をこれからも大切にしていきたいと思う教師でした。
登園時には不安そうにしていた子も、気づけばニコニコ!
初めてのことにドキドキすることもたくさんでしたが、
「ちょうせんしてみたら、たのしかった!」
「みんなといっしょだったから、できちゃった!!」
と、友だちと過ごしたり協力したりすることの楽しさ、難しさ、嬉しさを
十分に感じることができたのではないでしょうか。
子どもたちにとって、とても大きな経験となった『みんなでわくわくおとまり』。
みんなで乗り越えたことで、さらに自信をもって色々なことに挑戦していくことができると、
楽しみにしています。