夏休みを迎える前に各学年自分たちが使った部屋やおもちゃなど拭いて
大掃除をしました。
教師が掃除の必要性を知らせると
「ぼくたちがやってあげるよ!!」と意欲満々で答える子どもたち。
みんなでえいえいおーと掛け声をして大掃除が始まりました。
部屋の隅まで掃除ができるようにと
次々に荷物を出し、友だちと力を合わせている姿を見ると
年少からの成長を感じます。
机などの大きな荷物を運べば、自然と「わっしょい!わっしょい!」と掛け声を出てしまいます。
部屋の中も荷物がなくなれば、雑巾がけの始まりです。
雑巾を絞る時に「ぎゅーっ!!」という声があちらこちらで聞こえてきました。
声を出したほうが力が入りやすいようです。
声だけでなく、顔までしわくちゃにさせて踏ん張る姿に意気込みを感じます。
水が出なくなるまで最後まで絞っていましたAくん。
水が出なくなった時に見せた笑顔は本当にうれしそうでした。
力をいっぱい込めた分達成感も相当なものなようです。
よーいどん!で駆け回る子どもたち。
現代っ子にとって、なかなかこの姿勢で雑巾をかけることが難しくなっているようですが、
みんなすごい勢いで駆け回る姿に驚く教師。
時にぶつかることもありますが、友だちをぬいながら、うまいこと避けて拭いていました。
「こんなによごれたよ~」と見せてくる子もいました。
その子の一言をきっかけに汚れているところはないかと部屋中を隈なく探して
端のほうを念入りに拭き、汚れた雑巾を比べ合っていました。
別日には玩具も拭きました。
年長さんはさすがですね。それぞれが手分けしながら、
掃除をしていました。
きれいに掃除ができたこともそうですが、何より掃除すらも遊びに変えて
楽しそうに取り組む姿を見て、教師もうれしく思いました。