梅の花が一輪、咲きました。
春が近づいてきましたね。
３月。幼稚園では、ひな祭りを迎える準備を始めました。
それぞれが自分たちの「おひなさま」「おだいりさま」を作ります。
小さい組さんは、画用紙に貼ったお雛様。
「まるいおかお♡」「おはなばたけで、あそんでるの」「きものだよ」「うしろのきらきら（屏風）！」「ぽんぽり（雪洞）」と自分だけのお雛様とお内裏様。大好きになりました。
真ん中組さんは、立体に挑戦。
「このいろにしようかな」「こっちのほうがすてきじゃない？」とグループのお友だちと話をしたり、一人で「……」と悩む姿。デザイナー気分です。
出来上がったひな人形を台の上にみんなで並べて見ていると… 子どもたちは、何やらひらめきました！「あれがいるよね‼」「うん、あれあれ！」職員室に「あかい おおきながようし ください」と乗り込んできた子どもたち。「何に使うのかな？」と教師。しばらくすると今度は「きいろいおおきいがようしを たてにはんぶんに きってください」「？？？」と悩みながら渡すと、「ありがとうございました～」とまた、風のように飛んでいきました。担任の教師から「見に来て～♡」とのお誘いがあり、覗いてみると、自分たちだけの自分の部屋のひな壇が！子どもたちの発想は無限です。
大きい組さんは、というと、静かに絵本の部屋にこもっていました。邪魔にならないようにそっと入ってみると、真剣な顔でお雛様たちと向き合い、大きな白い紙に思い思いのお雛様を描いていました。
えんぴつ、色鉛筆、クレパス、好きな画材を選び、自分だけのお雛様を黙々と描き込んでいく子どもたち。もうすぐ小学生です。小学校に行っても、こんな風に一生懸命、勉強？に向き合っていくんだな…、と少し寂しくなった教師でした。
そして迎えた３月３日、ひな祭り「桃の節句」当日です。
みんなで「桃の節句」のお話を聞き、「猪子石ママーズ」さんたちの楽しい人形劇を観劇しました。
おうちでは、どのようにすごされましたか？
また、聞かせてくださいね。