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親と子のふれあい登山教室 ~年長組~

 11月9日(土)に開催しました『親と子のふれあい登山教室』の様子です。
 
 年長組の希望者が親子で参加し、普段よりも早い時間に幼稚園を出発して、三重県菰野町にある鈴鹿山脈尾高山に行ってきました!
 この日は自由ヶ丘幼稚園の年長さんとも一緒にバスに乗り、一日一緒に活動をしました~。

 尾高観音のパーキングでバスを降り、ここからはいよいよ登山です。その前に、この登山を一日サポートしてくださる日本山岳会東海支部の皆様とご対面。準備運動をさっそく一緒にやってくださいました。

 
 そしていよいよ登山スタート!初めは尾高観音へと続く参道。背の高い針葉樹に囲まれた道に「すごいね~」と思わず感嘆の声がこぼれる様子も…。

 傾斜がそれ程ない参道だったので、まだまだこんなものかと余裕の表情でおしゃべりを楽しむ子どもたち♪しかし…

 ここからが本格的な登山のスタート!上着を一枚脱いで本気モードになり、急な傾斜をロープづたいに登ったり、お父さんやお母さんに下から支えられながら登ったり…子どもたちにとっては冒険のような探険のような…そんな体験だったのではないでしょうか?!


 
 1時間くらいはほとんど休憩なしで、ひたすらに登り、汗ばむくらいに…。お父さんの中には額から汗を流し「キツイですね~」と苦笑いの様子も!子どもたちは…元気に先頭の方を我先にと歩く子もいれば、「休憩まだ~」と嘆く子も…。疲れがピークになると涙が出る子もいましたが、お父さんお母さん方が励まし、時にはおやつでパワーチャージをして、頑張って登りきることができました!頂上までは約2時間、抱っこやおんぶで登った子はゼロ!みんな自分の足でしっかり登り切ることができました♪

 頂上付近では、先発隊で登っていた第三自由ヶ丘幼稚園の年長さんともすれ違い、「あとちょっとで頂上だよ!」と元気をもらいました~。

 そして頂上では標高533mからの景色を眺めながら、「がんばったね!」とお父さんお母さんに声を掛けてもらって満足そうな子どもたちの顔も見ることができました!

 しかし!登山はここで終わりではありません。お弁当を食べる広場までは、まだまだ今度は下っていきます。「え~~~」という子どもたちの声もありましたが、頑張るしかないのです~。

 下り道は行きの登り道と違う道で、倒木を乗り越えたりくぐったり、木の葉が積もってできた滑り台をお尻で滑ったり、急な斜面をロープを持ってスルスル下りたり、自然のアトラクションがたくさんありました♪

 下り坂は意外と大人よりも子どもたちの方がスイスイ行けているような…そんな印象にも見えましたが、13時を回ってみんなの空腹も限界に…!!
 と思った矢先にパッと視界が開け、ついにお弁当を食べる広場に到着しました~。第二の子たちはみんなで一緒にかたまって、疲れも忘れておしゃべりしたりおやつ交換を楽しんだりしていました。

 早く食べ終わった子は芝生の斜面で芝滑りを楽しみ、とびっきりの笑顔と笑い声で、登山の疲れはどこへやら…!森の中に猿を見かけた子もいて大興奮の様子でした♪

 楽しい時間もあっという間に過ぎ、バスの停まっている尾高観音パーキングへあとひと頑張り!ですが、登りの急斜面を経験した子どもたちからしてみれば、緩やかな下り坂なんて楽勝~♪子どもたちだけで前へ前へと走っていってしまうくらい!
 子どもたちの元気には本当に驚かされます…♪

 無事パーキングに帰ってきて、山岳会の皆さんと一緒に整理体操をして、行きと同様に大型バスで幼稚園まで帰ってきました。お父さんお母さん方はほとんど寝ていましたが、バスの中でも子どもたちは元気でしたよ。
 一緒に行ってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 幼稚園のお散歩や普段のご家庭ではなかなか味わえない非日常的な体験となったのではないでしょうか。きっと子どもたちだけではやり遂げるのは難しかったと思います。そこに子どもたちにとって一番のサポーターであるお父さんやお母さんがいたからこそ、そして横にいる友だちの姿に刺激を受けながら子どもたちは、持っている力を十分に発揮できたのだと思います。

 ご協力いただいたご家庭の皆様、日本山岳会東海支部の皆様、本当にありがとうございました。

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2024年12月03日 17:46に投稿されたエントリーのページです。

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