11月8日、自由ヶ丘学園は創立66周年を迎えました。11月9日には千種区の社会福祉協議会を通じてボッチ☆アダムスさんに来ていただき「マジックショー&さわやか性教育セミナー」を行いました。
普段は県内の中高一貫校の保健体育の先生として勤務する傍ら「ケアリングクラウン」として病院や福祉施設、養護施設等でご活躍されているボッチさん。登場から会場は笑いに包まれました~♪
舞台に呼ばれた年長さん。ボッチさんと一緒にテーブルを持つと…!?
テーブルを浮かせているのに、本人もびっくり!!覗き込んでも何にもない…?!
見ている子どもたちの頭の上をテーブルが…!!「キャー!」と驚く子どもたち…!でも一番びっくりしていたのは本人かも♪
何と浮いてしまいました~!!「先生すごーい!」「どうやって浮いたの~?!」って浮いた先生もヒーローに♪
いろいろなマジックを披露していただきましたが、あっという間の楽しいひと時となりました。ボッチさん実は二十年数年前、自由ヶ丘幼稚園の保護者だったそうで…こんなご縁でまた巡り会えるなんて…♪
そして子どもたちが退室してからは、保護者の方に向けて「さわやか性教育セミナー」をしてくださいました。「性教育」と聞くとまだまだ幼児期にはタブーの領域で、あえて触れないようにしている保護者の方もまだまだ多い日本ですが、先進国と言われている国の中では圧倒的に遅れている…とのご指摘もありました。それどころかアフリカ諸国に比べてもかなり遅れている…なんて話もあり、幼児期から徐々に知らせていくことの大切さを聞かせていただきました。
ケアリングクラウンと性教育、全く関係のないものではなく、実は根っこの部分では同じなんだということ…それは「いのちを大切にする」ということだそうです。性教育は、「命育」と言い換えられることもあるそうです。自分も相手も「大切に思いながら命を育んでいく」ことが本質なのです。
まだまだ「性」に対して関心の低い今、関心を持ち始める今が「性教育」を始める一番の時期だそうです。
子どもたちにはマジックショーの後、少しだけ「プライベートゾーン」のお話をしてくださいました。水着で隠している場所は大事な所、見せると恥ずかしい所。家庭や幼稚園など信頼している所以外では出したり触らせたりしたらいけないんだよと。嫌な気持ちがちょっとでもあったら「イヤ」って言うんだよと。
子どもたちへの伝え方はまだまだ未発達な部分があります。今回はさまざまな書籍やインターネットサイト等を教えていただけたので、一部掲載しました。園でも参考にして関心を深めていきたいと思います。