いよいよ11月から給食がスタートしました。幼稚園創立以来大切にし、続けてきた家庭からの持参弁当ですが、子育てを巡る社会、家庭の在り方など、子育て世代を取り巻く環境は刻一刻と変化し続けている中、保護者の方の余裕に少しでもつながれば…という思いや、子どもたちにとって食の多様性に触れる良いきっかけとなれば…という思いを持って給食の導入をいたしました。
まずは毎週月曜・金曜の週2回、選択制で給食が注文ができるようになりました。
いよいよ給食導入の初日を迎え、子どもたちも、教師もドキドキ…。注文した子だけでなくしていない子も何が入っているのか気になる様子…!覗き込んだり見せ合ったり…トーマスの容器に喜んだりしていました♪
同じメニューを友だちと一緒に食べる経験は、今まであまりなかったので…中身を見せ合ったり、「なんだコレ?!」と一品一品確かめ合ったりして、お互い笑顔に…♪
初めて食べるメニューに、警戒して「これなーに?」と教師に聞く子や食べられない子もいましたが、それでも大丈夫です。見るだけ、匂いを嗅ぐだけ、触れるだけ…そういう経験を少しずつ重ねて、その子のペースで経験値を上げていければ…それが本望です♪
おかずを一品一品食べては教師に見せる子もいました!それだけでも自信につながりそうですね♪
ご飯やおかずを食べきると、容器の底からイラストが現れました!それも嬉しかったり友だちとの話題になったり…♪
普段のお弁当に比べると量が多かった子がほとんどだったようで、完食できなかった子もいましたが、完食することが目的ではなくいろいろで多様な食やメニューに触れることができたらと思っています。初めてのもの、苦手そうなものへの警戒心も、友だちと一緒なら乗り越えられることもあります。楽しい雰囲気作りに努め、子どもたちが食べることが楽しい、好きと感じられるよう進めていきたいと思っています。