先日、いつも通りお弁当を食べていると…
♪ シャン シャン シャン
と鈴の音が聞こえてきました。
子どもたちは驚き、
「え!?なんのおと?」「さんたさん!?」
と大はしゃぎ!
すぐにテラスへ出ていき、空を見上げていました。
音に気付いた子どもたちが上の園庭に集まってきて
音の正体を探していると…
「あれ?なにこのせん!」「そりのあとだ~!!」
すると年長さんの一人が
「そりの跡があるということは、なにか おとしてるかもしれない!」
と言ったので、今度はみんなで落とし物探しが始まりました。
どこを探してもなかなか無く、諦めかけていたそのとき!
「あったー-!!!」
の声が聞こえてきました。
その子の視線の先を見てみると…
こんなところに鈴の落し物が!!
「あんな高いところどうやってとるの?」
「なにかなげてみよう!」
と子どもたちは取る方法を考え、近くにある投げられそうなものを
周りの子に気を付けながら、どんどん投げてみました。
枝だったり…コップ袋だったり…
何度か投げてみるも全然取れず、
今度は木に登ってみることにしました!
「とれたよー---!!!」
「ありがとう~!!!」
やっとのことで取ることができました♪
鈴を取り合ってみたり、トナカイのニオイがするかと思い嗅いで見たりと
落とし物の鈴に興味津々な子どもたち。
取ることができ喜んでいると、
「トナカイのすず おとしてたら困るんじゃない?」と一言。
そこでどうするといいかみんなで考えてみました。
すると「てがみをかいたら、サンタさんがきづくかもしれない!」と
一人の子が提案してくれたので、手紙を募集しました!
子どもたちの書いた手紙には
”すずを わすれているよ”
”ようちえんに とりにきてね”
と書いてあり、一生懸命サンタさんに伝えようとしていました。
そして今日、みんなで書いた手紙と鈴を
サンタさんが気付くようにと、
鈴を落としていったところと同じ場所に置くことにしました。
ここで年長さんの出番!
みんなの思いを乗せて木に登り、一番高いところに置いてくれました!
喜んでいると、ひゅ~っと風が吹いてきて、
袋に入った手紙たちが落ちてしまいました。
落ちていてはサンタさんに気付いてもらえないので、
今度はリボンを輪っかにし、木に引っ掛けることにしました。
今度は別の年長さんが挑戦!
みんなの期待を背負って、無事に引っ掛けることができました!
最後はサンタさんが気付いてくれるようにと空にお願いをしました。
みんなの書いた手紙や落とした鈴に、
サンタさんは気付いてくれるかな・・・?