まだまだお家の方からのアンケートが届き、
私達は来年に生かすための反省を行い、
今週に入っても“生活発表会”が漂っております。
そして本日、一通の手紙が・・・。
「・・・・・・・
思い出せば7年前、私が(ここに)就職が決まった年にも
今日と同じ場所で生活発表会を見せてもらいました。」
・・・・そうです。
あの日、一番後ろの席で見ていてくれた・・・
ここに去年まで私達と一緒にいてくれた・・先生です。
「・・・・・・・
約一年保育から離れ・・・
今までに感じたことのないこと、見えたことのないものが沢山見えました。
・・・・・・・
子ども達の声は正直一生懸命聞こうとしないと後ろまで聞こえません。
でも三学年通してみると、来年はああなる・・と感じられると思います。
もし、一年目で理解できなくても年中・年長になるにつれて
きっとわかってくださると思います。
・・・・・・・
自分が働いていたときには見る事ができなかった部分がたくさん見られてよかったです。」
私達は何度も何度もこの行事を経験していますが
たった一つ、どうしても経験できないことがあるのです。
それが・・・“お家の方達と同じ観客になること”~なのです。
ストーブに遠い場所はどれくらい寒いのか~
逆にストーブに近いと熱すぎるのじゃないか~
後ろの方はどれくらい見えにくく聞こえにくいのか~
じゅうたんは近くていいけれどあんなに長い時間座っていたら・・・
小さい子を連れて見ることがどんなに大変か~
いろいろ想像はできても
本当の気持ちをわかってあげられることはきっとできていないと思います。
そんな中、こうして働いていた先生が“客席”にいてくれて
そこで感じたいろいろな思いを伝えてくれることは 本当に嬉しいものです。
「楽しかったで~す」のひとことで終わってしまうところを
こんな風にその日のうちに文章で表現してわざわざ伝えてくれる・・・。
先生、本当にありがとう。
もう一つ
「下の子の泣き声で声が聞こえないことはあっても
他のお母さん方は誰も大きな声で話さず、
一生懸命子ども達の表現を聞こうとしていました。
この姿がとてもすごいなと感じました。」
これは誰もが感じたことなのですね
次から次へと届くアンケートは全てここで紹介したいと思う内容ばかりです。
強制ではないけれど
強制ではないからこそ
こんな風に思いを伝えてくださる皆さんに感謝します。
終わってからの子ども達がどんな風に成長していくのか
ここからの生活の仕方にも先生達はまたまた力を入れます。
あれから毎日、どこかのクラスとどこかのクラスで
お弁当を食べたりして交流する。
なわとび大会やコマ大会。
リレーやドッヂ。
絵描き歌。
クラスや学年 大勢でいろんなことをして楽しむ。
大きな行事を終えた今の生活は本当に大事なのです。