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教育実習生

本日は~お待たせいたしました。     (待って・・ない・・?)

え~ 一年の中で何度か幼稚園教諭の免許取得のため、大学生が実習をしに訪れます。

そして只今 3名の実習生がいることをご存知でしょうか?

初めの一週間は ひたすら観察をする。
何を観察するかというと・・・自分が実際に保育する時のために
担当の先生が子ども達にどんな関わり方をしているのかをずっとずっとそばで見る。

そして~二週目からは
少しずつ部分的に保育を行う
朝、迎える時間  自由に遊ぶ時間  お弁当を食べる時間  帰りの時間。

そして~最後には 一日全て任される

そう。今日がその日でした。

いろいろな先生が 実習する様子を見に来る。
どの先生も覚えがあるけれど この日は本当に緊張する。

担任の先生にとって この日は 客観的に子ども達の様子を見る事ができるので
いろんなことがわかってとてもいい経験となる

実習生はもちろん学んでいる最中なので先生達のように上手くはできません。
そんな実習生を前にして 子ども達のいろいろな力がわかる時でもあります。

製作の活動で、まったくわからないだろう・・という説明の仕方をしているのに
子ども達は 先生に聞くでもなく 不安にもならず なんとかやってのける

何をするのか伝えないままに 言われるがまま ひたすら新聞をさく。
「せんせ~ これでなにするの~?」と誰か聞けばいいのに・・と思うけれど 聞かない

実習生が 終わった後に “(自分の力で)うまくいった”と感じていたら
それは 少し 違う。

ここの子ども達は 本当に 生活力があり その場に応じて対応する力もすごい。
そんな力の子ども達に助けられて 一日が無事終わったことに
気づけたら・・・・・ たいしたものです。

そして もう一つの子ども達のすごいところ。

遊べてない子どもは 実習生が来るとめずらしがり (遊んでほしくて) まとわりつくものです

でも・・・・ここでは
みんな誰もそばにひっつかない。
他の幼稚園で実習したことのある学生はその大きな違いに気付くはずです。

子ども達の育ってほしいと願う部分ができていることをこういう時に確信する。

どの先生も 何年経っても 自分の実習した時のことを鮮明に覚えている。
実習をして
その幼稚園を好きになり
「ここで働きたい。」と思い
それが 現実になる
ここにもそんな先生が (10人中)7人。    ・・・すごい割合でしょ?


自分達がそうであったように
実習生を受け持つ時は
自分達も 憧れられるような存在になるように

子ども達を育てる~という任務だけでなく
未来の教師を育てる~という任務も 大きなやりがいであると感じるように

先生達が 今日の保育について 一生懸命伝えたことを
どうか ずっと覚えていてくれる人達でありますように


あさっての もちつき
なかなか週間天気予報は頑固。
みんなが集まる そして外で行う  こんな日は やっぱり 晴れ  でしょう。
Mちゃんのお母さ~ん  いつもの念力でお願いしま~す

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2009年12月01日 15:58に投稿されたエントリーのページです。

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