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お店ごっこは奥が深い

本日もにぎやかに開店しました

何度やってもどのお店でもあちこちで先生達がお腹をかかえて笑う場面がたくさん。
今日の名場面 ご紹介いたします。

おわらいすいぞくかん。
イルカを志願したのは・・・
フラフープは近くにいる調教師が持ってるのが普通なのに
(そのフラフープを取り上げ)、腰で回しだすSちゃん お見事

ごくらくや。
入口すぐに座る番台役は・・・
(わざとか)妙に愛想のないところがツボにはまる
やる気がなさそうに見えて「おとここっち!!おんなこっち!!」となかなか厳しく
しかもまわりの他の子達の仕事ぶりにも厳しく、気に入らないと指示するSちゃん あっぱれ

れすとらんいちごや。
なかなかうまく注文できない年少さんにめちゃくちゃ近く顔を寄せて聞き出すRちゃん

買い物の場面では~

買い終わった物を一応確認作業する中、
だいおなてんで
かきごおり・・・じゃなくて かきごおりのシロップを買ってきちゃったSくん
・・・そのまま持ち帰りま~す

だいおなてんで~
たしか・・さっき一つ買ってたから 次のお店に行けばいいのに
なかなかそこから離れない。
よ~くよ~く観察していると
あれ? あれ?
店員の目を盗んで・・・・・・ 他の違う品物も手に入れようとしている~!!!
結局、見事だいおなてん全ての品物をカード一枚でゲット・・・・。   ほんとにあっぱれ
しかも 「他のお店、行かなくていいの?」と聞かれても  「うん。」とはっきり答える
さて~ こんな大物は誰でしょう

年長さんが年少さんの手を引いて買い物に行く~ということもやってみたことがありますが
結構、年少さんも自分で行けるし
みんなが自分のしたいように買い物した方が~ということで
何も言われずに買い物に行く そんな中、
自ら 年中さんや年少さんに声をかけ 手をつないで歩く姿があちこちに~
こんな自然な触れ合い方ができる子って最高


今週の火曜日のお店ごっこで仕事に行く前に少し時間があるからと
わざわざ見に来てくださったお父さん。
終わった後、「今日の感想、レポートに書いて提出してくださいね」と声をかける
忙しい中、本当にすぐにレポートが届けられました

そこには・・・
「特に年少さんのお店では3歳の子がマニュアルどおりでなく、
 ちゃんと自分たちの言葉や考えで対応できるものなのかと驚きました。
 しかも子ども達が楽しみながら。ここが肝心です。」
そして~それぞれのお店でもどんな対応を受けたか~事細かに表現して伝えてくださいました
大変な仕事に出かける前に ほんの少し子ども達の中に入って
子ども達と同じように楽しそうに過ごしてくださったお父さん
本当にありがとう

昨日、たまたまつけたTVの中で “言葉の表現力”について語っていました
プロのサッカー選手達が惨敗した後、何が足りなかったか~と考える
「試合中、仲間に自分の意思を伝える言葉の表現力が足りないのが敗因」
負けてさらにひたすらトレーニングするのでなく
この部分を強化する

大人になってもこんなことが問題になる中
この園の子ども達が体験したお店ごっこで
私達が一番大切に育ててきたもの
それが 「言葉のやりとり」
言われたことを言われた通り言わされる形でなく
ごっご遊びの中で ついついしゃべっちゃう
この言葉を通した経験が楽しいと確かに感じる
これは絶対忘れない
お店ごっこは奥が深い

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2009年11月26日 13:12に投稿されたエントリーのページです。

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