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手をかける・・ということ

さくら組のMちゃんとお母さん。
一学期の頃はまだ歩けない小さい弟のYちゃんを連れての登園。
なのでどうしても車で来ることが多かったのですが・・・

今朝、こんなに暑い中、Mちゃんとお母さん・・そしてYちゃんが歩いて登場。
「8時頃に出たんだけど・・・」  時計は9時近く。

車で生活することに慣れてしまうと
それをまた歩きに変えるのはなかなか大変なことです。
Mちゃんのためだけでなく
帰りにまた、「もう一時間かけて帰ります」・・とYちゃんのために再び歩くお母さん。
なんて素晴らしい後姿。

ゆり組のRちゃんのお母さん。
Rちゃんを送った後、よちよち歩きの弟のKくんと門を出る時、
Kくんは自分のベビーカーを一人で押して帰りたくて仕方がない様子。
上手くベビーカーが進まないとお母さんはそっと手を出そうと・・
すると必ずすぐに気がついて怒るKくん。
お母さんはそんなKくんのそばで見守りながらゆっくりゆっくり帰る。
「毎日こうです。」
これもまたなんて素晴らしい後姿。

一日の時間はみんな同じ。
やることはいくらでもある家事や子育ての中、
“こんなことに時間を取られたくない”と大切なことをやらずに終わるか
“ここは~”と思ったことはちゃんと時間と手間をかけるか

今日の二人のお母さんの確かに正しい選択をする後姿を見て
“このお母さんは絶対に素晴らしいお返しがくる・・・”と感動しました。
そして・・こんな育てられ方をした子は絶対大丈夫と思いました。


入園したころ、お母さんが自分のお子さんに接する姿はほんとにおもしろい。

なんでもかんでも口を出さないと気がすまなかったり
我が子にかける声は必ずイライラ怒り口調だったり
そんなことで怒らなくても・・ということで怒ったり

ですが・・・
しばらくするとどのお母さんもそうじゃなくなる
ここにいたら自然に変わる

子育ての中で何が大切か
ちゃんとわかっていたら
お母さんも
子どもも
一緒にいる時間がシアワセ。
ず~~~~っと一緒に暮らすんじゃないから
今シアワセでいましょうね


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2009年08月04日 12:25に投稿されたエントリーのページです。

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