年長さんは一人ずつあさがおを植木鉢で育てています。
毎日忘れずに水をあげることや 成長していく姿を観察することや・・・
さまざまないい経験をしています。
その中の一つとして~
先週金曜日、そろそろツルが伸びてきたので 自分で“支柱”を立てることに・・・。
普通のやり方なら、先生が一斉に立て方を伝え、間違えないようにきちんと完成させるでしょう。
ですが・・・
ここが大きく違うところ。
朝、登園してきた子から 先生が見本で立てた支柱を見ながら やってみる
① 袋に入った支柱セットを取り出す
② まず、つながっているそれぞれを分解する
③ 大・中・小のリングと 4本の棒を合体させて 植木鉢に取り付ける
簡単そうにみえて これがなかなか難しい。
先生のをよ~く見たり
友達に教えてもらったり
全く見たり聞いたりしないで自分で考えてやったり・・・。
そうです。
これは “自分で考える”大切な体験なのです。
「できた~」と言って 自慢げに持ってくるその支柱が
上から大中小となっておらず・・大・小・中だったり
リングが思い切り横に飛び出していたり・・・
それでも 先生達はそこでは何も言わない。
友達のを見て気付いた時にやり直したり
「違うよ」と人から言われても気にしなかったり
その子によって いろいろな姿があることをこんな場面で知りたい
全員が一度に間違えないで完成させることが目的じゃない
金曜日に休んださくら組のKちゃん。
今日になって支柱を取り付けてみる。
・・・・・・・・・「よし!!」・・・・・・・・と聞こえたので見た先生。
思わず
「Kちゃん、サイコー!!!」
Kちゃんのお母さ~ん
明日、あさがおを前に一緒に笑いましょうね