10月17日、幼稚園では運動会を行いました~。たくさんの保護者の皆様に見守られて、青空の下子どもたちは元気いっぱいに、いつも通りの姿で楽しむことができました。
本園の運動会では「子どもたちをこんなにできるようにさせましたよ」と言わんばかりの成果の発表の場ではなく、子どもたち本来の姿、今の成長の姿をご覧になっていただきたいという思いがあります。皆が皆自己発揮ができたかというとそうでない場面もあったかと思いますが、子どもたちの成長はこの日がゴールではなく、ゴールへ向かって成長していくまさに過程そのものです。一人ひとりの「今」を感じていただけたら嬉しく思います。
子どもたちだけでなく保護者の皆様にも参加していただき、お子さまたちと一緒に楽しみ一緒に頑張っていただきました~!
満三歳クラスのひよこ組さんも、年少組に混じって楽しみました~♪
警察官になりきって入場する年中組さん!この後「走りたくない!」と主張する子もいましたが、「〇〇ちゃんと一緒に走りたかった」「〇〇ちゃんがやらないなら私もやらない」「3人で走るならやるけど」…と一人ひとり何かしら理由があったのでした。そういうことをあの大舞台で主張するって…大人じゃなかなかできないですよね。子どもは大したもんです!!
教師たちはというと、少々焦りました…(笑)が、いつも通りの保育をしました。普段からよくある光景です。どうしてあげたら納得できるか模索しながら、その子の気持ちに折り合いがつくまで可能な限り対話をしていきます。見ている方には少々お待たせいたしましたが、そういうことをさせていただいていましたm(_ _)m
全園児で行った玉入れ!学年、クラスが違ってもみんな顔見知りで名前も知っている子同士。一緒にできて嬉しかったね♪
今年は保護者の皆様にもご参加いただき、全員参加の玉入れに!カゴの中にあんなに玉がパンパンに入った光景は初めて見ました~!
そして今年もやってよかったクーリングタイム!この日は秋晴れというより、まだまだ夏の名残が残る残暑でしたね…。気温30℃は水も恋しくなります~!
暑くてちょっと疲れちゃった子どもたちも、親子競技になるとニコニコに~♪
写真にはありませんが、年長組のもも組さんはしっぽ取り、バトンタッチリレー、リズム遊びとたくさんの種目に挑戦しました。今や小学校の運動会からも消えてしまったバトンタッチリレーでは、自分たちでチームを決め、走順を考え、どうやったら勝てるか、どうやったら早くなれるか相談して作戦を立てたり実際にやってみたりして友だち同士で高まっていきました。子どもたちにとってはもちろん結果が大事なのですが、それまでの過程を見過ごすことはできません。「最後まであきらめなければチャンスはある!」と言っていた子どもたちの姿が印象的でした。勝ちにこだわりたくましく成長していく子どもたちの姿は、この幼稚園の目指す子どもたちの姿そのものだと改めて感じました。
保護者の皆様には今回親子競技や玉入れ、最後のお楽しみ体操に参加していただきましたが、今後も、お子さまだけでなく保護者の皆様も含めてお祭りのように皆で運動会を楽しんでいけたらと願っています。子どもも大人も一緒に楽しさを共有していけたら絶対良いですよね!そう思っています♪
今回はさらに、準備や片づけを手伝っていただける「運動会ボランティア」を募集させていただいたところ、約半数の方々がエントリーをしてくださいました。半数という数にとてもびっくりしました!200人規模の園だったら100人のエントリーがあったということですからね…!と、考えたらまたさらにすごいな~ありがたいな~誇りだな~という言葉だけでは表現できないくらいの感謝の気持ちでいっぱいになります。本当にありがとうございました。
アンケートには「ボランティアに参加して、皆で一緒にやってるという気持ちになれて良かった」というありがたい感想もいただきました。幼稚園としても保護者の皆様と一体になれる幸せを感じています。ぜひこの先も一緒の思いで進んでいけたらと願っています。
お忙しい中そして暑い中、幼稚園に来てくださり温かいご声援や拍手を子どもたちに送ってくださりありがとうございました。