こんにちは!みなさんご存知のムーサです!
私は毎朝、他の先生方と一緒に門の前で子どもたちを迎え入れるときに、心掛けていることがあります。それは、子どもたちが一日元気で忍耐強く過ごせるように、心の中から湧き上がるエネルギーと喜びを子どもたちと共有することです。
私の国では「あいさつ」はとても大切なもので、自分の知っている人、知らない人に関わらず、会う人とは誰とでも「あいさつ」を交わす習慣があります。「あいさつ」は、人と人とのつながりを広げ、よい関係を築くために欠かせないものなのです。
私の母国、ニジェールでの「あいさつ」の一例をご紹介します。
A:こんにちは! 家族は元気?
B:こんにちは! おかげさまで元気だよ!
あなたの子どもたちも、みんな元気かな?
A:みんな元気にしているよ! 仕事は順調?
B:仕事もうまくいってるよ。 暑いね、毎日!
A:暑い時期だから仕方ないね。
こうした「あいさつ」を交わすことで、相手のことを気遣う自分の想いも伝えることができます。
世界中のどの国でも、「あいさつ」の大切さは共通していることだと思います。ニジェールでは、みんながこうした友愛の精神を持ち、共に学び、共に働くことが発展につながっていくことを幼い頃から教えられています。