青空の下、年長組の子どもたちも運動会をとっても楽しむことができました。家に帰ってからの子どもたちはどんな様子でしたか?いっぱい話をしていましたか?リレーや綱引きで勝った話、負けた話。みんなで「こち亀」を踊って楽しかった話。お父さんやお母さんが来てくれてうれしかった話。夕飯の食卓では、今日の話で盛り上がったんでしょうか…☆
そして、今頃はぐっすり眠っているんですね。もしかしたら、夢の中でもまだ運動会をしている子がいるかもしれませんね…♪
さて、お家の方にお願いがあります!みなさんご存知のように、今日の勝敗はもも組の圧勝でした。まつ組の子どもたちは一度も“勝ち”を味わえませんでした。しかし大人が思うように『勝ち=〇、負け=☓』で捉えてはいけないということ。
確かに、運動会でどちらかのクラスが全部勝って、どちらかが全部負けるということは、めったにありません。しかし、めったにないこの貴重な体験をしたからこそ育つものが絶対にあります。もも組は「全部勝ったからこそ育つもの」が、まつ組は「全部負けたからこそ育つもの」が、それぞれのクラスの個性として必ず表れます!教師は、その育つものが何なのか、どんなところに表れるのか、とっても楽しみにしています。
だからこそ、お家の方々(特に、ヘコんでいたまつ組の方々!!)にもこの貴重な体験をプラスに捉えていただきたいと思っています。
『勝ち=〇、負け=〇』ですよね…☆
とにかく一生懸命頑張っていた子どもたち“我が子”を、心の底から受けとめてあげてください!(「分かってます!」と言われる方々ばかりだと思いますが…♪)
園長先生の話にもありましたが「今日だけが運動会ではない」ということ。
まつ組の子どもたちの中には、「明日もリレーやりたい!」「明日は絶対勝つ!」とすでに意気込んでいる子もいるようです。子どもの純粋さには本当に感動しますね☆
今日子どもたちの運動会のために、幼稚園に足を運んでくださった皆様、会までの流れの中で、ご家庭での様子を教えてくださったり、子どもたちを応援し、支えてくださった皆様、本当にありがとうございました!感謝の気持ちでいっぱいです☆
****** お ま け ******
まつ組の担任のT先生。子どもたちが帰った後、うつむいていて一言も話しません…。何を話しかけても「…。」
少し経つと「一つでも勝たせてあげたかった…」と。目にはいっぱい涙を溜めていました。
そんな心境の中、プログラム最後のお楽しみ『しまうまのしま』を愉快な衣装とハイテンションでやってのけ、全ての子どもたちを楽しませてくれたT先生は、さすがですね☆年長組のアイドルです♪♪